2019年5月26日(日)

スマホ市場、14年10~12月期はアップルの利益シェア約9割

2015/2/28付
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ITpro

米Strategy Analyticsが、現地時間2015年2月26日に公表した世界スマートフォン(スマホ)市場に関する調査によると、米Apple(アップル)が2014年第4四半期(10~12月)にiPhoneを販売したことで得た営業利益は188億ドルで、前年同期の114億ドルから大幅に増えた。

一方、Android(アンドロイド)端末メーカーの同四半期における営業利益合計額は24億ドルで、前年同期の48億ドルから半減した。スマホ業界全体の営業利益は同31.4%増の212億ドルだった。

同四半期のOS(基本ソフト)別営業利益シェアを見ると、iOSが88.7%で、前年同期から18.2ポイント上昇した。Androidは11.3%で、同18.2ポイント低下。このあと米MicrosoftやカナダBlackBerryなどのOSが続いたが、いずれもシェアは0%(四捨五入計算)。

このiOSとAndroidの営業利益シェアは、他の調査リポートのデータとは対照的だ。先ごろ、米IDCが公表した同四半期の出荷台数シェアは、Androidが76.6%、iOSが19.7%、Windows Phoneが2.8%、BlackBerryが0.4%だった。Strategy Analyticsによると、iOSはスマホ業界に対する支配力を強めている。Appleの高級路線という戦略や、効率的な物流管理が大きな利益を生み出しているという。

一方でAndroid端末メーカーの利益低迷はGoogle(グーグル)を悩ますことになるとStrategy Analyticsは予測している。もし今後、韓国Samsung Electronics(サムスン電子)や中国Huawei Technologies(華為技術)といった大手がAndroidエコシステムから十分な利益を得られなければ、将来Windows PhoneやTizen、Firefoxなどほかのプラットフォームへの移行を検討する可能性があると、Strategy Analyticsは指摘している。

[ITpro 2015年2月27日掲載]

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