市販の照明機器も遠隔制御 京阪電鉄がエコマンション

2015/2/26付
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日経ニューメディア

京阪電気鉄道および京阪電鉄不動産は2015年2月25日、ジュピターテレコム(J:COM)と協力し、環境に配慮したマンションに向けた新しいシステムを「ザ・大阪レジデンス備後町」(京阪電気鉄道と京阪電鉄不動産が大阪市中央区で共同開発)に導入する、と発表した。

同システムの特徴は、「ECHONET Lite」規格に準拠する信号により、同規格の家電製品はもちろん、規格未対応の市販照明器具も制御できること。さらに同物件には、ガス給湯器の遠隔制御システムも併せて導入する。

今回のシステムでは、ECHONET Lite規格に準拠した「照明用スイッチ制御器」を導入、同制御器を経由して照明のオン/オフを遠隔制御するシステムを構築した(図1)。従来ECHONET Liteで制御するには、対応照明器具やECHONET Lite制御アダプターが必要だった。このシステムによりECHONET Lite未対応の市販の照明器具でも、遠隔で制御することが可能となる。

図1 システム概要図

図1 システム概要図

ECHONET Lite未対応の市販の照明器具を、外出先より遠隔制御できるシステムは「国内初」という。

また京阪電気鉄道、京阪電鉄不動産、J:COMの3社は、ECHONET Lite 規格に準拠する「HAアダプター」により、大阪ガスの給湯リモコンを遠隔制御するシステムを構築した。外出先からお風呂のお湯張りや床暖房を作動させ、帰宅後すぐに入浴などができる。また、床暖房の作動状況を確認できるため、消し忘れ時も外出先から停止できる。

今回のシステムは、J:COMが2015年3月から導入を始めるエネルギー管理支援サービス「エコレポ」と連携することで、「電力の見える化」や「節電コンテンツの利用」などを実現する(図2)。

図2 エコレポのイメージ

図2 エコレポのイメージ

また、家電制御端末を介し、外出先などでもスマートフォンやタブレットを用いて、照明・エアコン・給湯器などの遠隔操作を可能とする。

(日経ニューメディア 田中正晴)

[ITpro 2015年2月25日掲載]

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