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J1、3強軸にV争い 「走る」昇格3チームが新風
サッカージャーナリスト 大住良之

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2015/2/27 7:00
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28日の富士ゼロックス・スーパーカップ(横浜)を号砲に、日本サッカーの2015シーズンがスタートを切る。すでにアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は、2月17日にプレーオフ(柏―チョンブリ=タイ)が行われ、1次リーグも24、25日の第1節で開幕してG大阪、浦和、鹿島も「実戦」に突入している。しかし全チームがスタートラインに立つのは、やはり3月7日のJリーグ(J1)開幕だ。

ステージVか、年間3位入りか

今季のJ1は、05年から10シーズン続けられてきた「18クラブによる2回戦総当たり」というフォーマットが変更される。クラブ数に変更はないが、1回戦総当たりの「ステージ」を2回戦い、それぞれの優勝チームを決める。そのうえで、両ステージ合わせた「年間勝ち点」で1位から3位のチームにそれぞれのステージの優勝チームを加えた最大5チームによるノックアウト方式の「チャンピオンシップ」が行われ、その勝者が「年間王者」となる。

チャンピオンシップにどのチームが残り、どんな組み合わせになるのかは、実際には非常に複雑で、もしかしたらJリーグの運営担当でもスラスラとは答えられないかもしれない。ひとつはっきりしているのは、「どちらかのステージで優勝するか、年間勝ち点で3位までに入らなければ出場資格はない」という点だ。すなわち、今季の戦いは、とりあえず、この枠を目指す戦いとなる。

G大阪、決定力にあふれた攻撃

「Jリーグは世界で最も競争が厳しいリーグ」。そう指摘するのは、06年6月に広島の監督に就任、12年からは浦和の指揮を執って今年Jリーグで10シーズン目を迎えるミハイロ・ペトロビッチ監督(57)だ。一昨年のリーグで4位に躍進し、スター選手をそろえて人気も急上昇していたC大阪が、昨年は10年ワールドカップMVPのウルグアイ人FWフォルランとドイツ代表FWカカウらを補強しながら、17位にとどまってJ2に降格したことに、その厳しさが象徴されている。どんな順位の相手でも、少しでも気を抜いたら手厳しい結果になる。

今季も、優勝(というより年間勝ち点1位)を予想するのは非常に難しい。

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