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トヨタ、欧州でHV用電池のリサイクル率100%を目標に

日経テクノロジーオンライン

トヨタ自動車は2015年2月6日、欧州におけるハイブリッド車(HV)用電池のリサイクル契約を2018年3月31日まで延長したと発表した。同社の「Prius」「Auris Hybrid」「Yaris Hybrid」およびLexus(レクサス)ブランドのハイブリッド車に使われるNi(ニッケル)水素2次電池は、2011年7月からフランスSociete Nouvelle d'Affinage des Metaux(SNAM)がリサイクルしている。「Prius +」「Prius Plug-in」に使われているLi(リチウム)イオン2次電池のリサイクルは、2012年8月からベルギーUmicoreが手掛けている。

トヨタは欧州全体でこれまでに約85万台のHVを販売してきた(レクサス・ブランドを含む)。このうち、寿命を超えた車両や事故などで廃車になった車両の使用済み電池を、91%回収している。同社の車両販売網で回収する仕組みができており、販売店は古い電池を新しい電池に交換することができる。トヨタはこの回収プログラムを自社販売網だけでなく、独立した廃車処理業者にも拡張し、使用済み電池を100%回収することを目指している。

現在、ハイブリッド車の使用済み電池は、主に材料としてリサイクルされている。だが、トヨタは使用済み2次電池を定置用電池として再生する方法について研究している。定置用電池は緊急時のバックアップ電源として使えるほか、余剰な再生可能エネルギーの蓄電や安価なオフピーク電力の蓄電に利用し、電気料金を低減するシステムの一部として使用できる。

(日経テクノロジーオンライン 櫛谷さえ子)

[日経テクノロジーオンライン 2015年2月9日掲載]

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