中堅中小に広がる業務パッケージソフトのクラウド化意識

2015/2/10付
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ITpro

日経BPコンサルティングは2015年2月9日、中堅・中小企業における業務パッケージソフトのクラウド化に対する意識調査を発表した。パッケージソフト利用者に対し、「業務パッケージソフトのクラウド化が進むと思うか」を尋ねたところ、8割強の回答者がクラウド化が進む方向にあると回答した(図1)。

電子メールやグループウエアといった「情報系」でのクラウド化は、中堅・中小企業でも広まっている。さらに一歩進んで「業務系」でも、クラウド化が進むという認識が中堅・中小企業ユーザーに浸透している。

調査では業務パッケージソフトのクラウド化を進めたい理由と、進めにくい理由についても聞いた。クラウド化を進めたい理由としては、「BCP(事業継続計画)上のメリット」が最も多く34.5%だった(図2)。これに「最新機能を使える」(28.1%)、「システム運用管理などの負荷軽減」(26.4%)が続く。

一方、クラウド化を進めにくい理由としては、「セキュリティに不安」(32.9%)、「データを外部に預けることに不安」(24.7%)が上位を占めた(図3)。

業務パッケージを使ったシステムをクラウド化する方法については、ユーザー企業自身がPaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)やIaaS(インフラストラクチャー・アズ・ア・サービス)を導入してその上にパッケージソフトを導入する方法よりも、クラウドサービスとして提供されるパッケージソフト(SaaS=ソフトウエア・アズ・ア・サービス)をそのまま利用したいとする意向が強かった。

本調査は日経BPコンサルティングと日経イノベーションICT研究所、業務パッケージベンダーのオービックビジネスコンサルタント、OSK、ピー・シー・エーが共同で実施した。インターネット調査によって、従業員数が499人以下の企業の情報システム部門、経営企画・経理・人事・総務・営業系部門の役職者、合計1101人から回答を得た。調査期間は2014年11月26日から12月3日である。

(日経BPイノベーションICT研究所 目次康男)

[ITpro 2015年2月9日掲載]

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