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ユーザーがアプリ開発、オリンパスのレンズ交換型カメラ

日経テクノロジーオンライン

オリンパスイメージングは2015年2月5日、マイクロフォーサーズ規格のレンズ交換型カメラ「OLYMPUS AIR A01」を発表した。ミラーレスカメラのレンズマウント部を取り出したような形の、スマートフォン(スマホ)による操作を前提としたカメラである。2015年3月6日に同社のオンラインショップ(https://shop.olympus-imaging.jp/)限定で発売する。同ショップでの価格はボディー(マウント部)のみが税込み3万6504円、ボディーと14-42mmレンズ(F値3.5-5.6)のセットが同5万3784円。月産1000台を予定している。

オリンパスイメージングのレンズ交換型カメラ。無線LANでスマートフォンに接続して操作する

今回の新型カメラは、オリンパスが2014年9月に発表したプロジェクト「OPC Hack & Make Project」の第1弾である。最大の特徴は、周辺アクセサリーやカメラ操作のアプリケーションをユーザーが自由に開発できることだ。外形の3次元データや、Android(アンドロイド) OSとiOS用のSDKを無償で公開する。アクセサリーやアプリを開発するユーザー向けのイベントも定期的に開催して、開発者コミュニティーの形成を目指す。

なお、オリンパスイメージングは新型カメラ向けに、簡単な操作で撮影ができる「OA.Genius」の他、シャッタースピードや絞りを手動で制御して撮影する「OA.ModeDial」、23種類のフィルターを選んで撮影する「OA.ArtFilter」など8つのスマホアプリも用意する。これらのアプリに加えて、前述のSDKで開発されたアプリをスマホにインストールすることで、新型カメラは多様な使い方が可能になるという。

レールに沿ってカメラを動して撮影するシステム

新型カメラのサイズは56.9×57.1×43.6mm、質量は約147g(ボディーのみ)。主なハードウエア仕様は、有効画素が1605万画素の4/3型「Live MOSセンサー」、感度はISO200-12800、シャッター速度は1/16000~4秒、連続撮影速度は約10コマ/秒、記録画像形式はJPEGとRAW、動画撮影はMPEG-4AVC/H.264形式の最大1920×1080画素/30fps、電子手ぶれ補正、記録媒体はmicroSDメモリーカードである。内蔵のLi(リチウム)イオン2次電池で約320枚の撮影が可能だ。充電はmicroUSBポート経由で行う。

オリンパスイメージングは今回の製品化に先立ち、一部の開発者に対して製品のプロトタイプを無償貸与した。発表会ではその成果の一例として、レールに沿ってカメラを動して撮影するシステムや、観光地などに設置して記念写真を撮影するシステム、人に装着して自分撮りができるシステム、ボディー背面に取り付ける吸盤型やブロック型のアタッチメントなどが披露された。

さまざまな形に組み立てられるブロック型のアタッチメント
吸盤型のアタッチメント

(日経テクノロジーオンライン 中島募)

[日経テクノロジーオンライン 2015年2月5日掲載]

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