Tech Frontline

フォローする

Myニュース

有料会員の方のみご利用になれます。
気になる連載・コラムをフォローすれば、
「Myニュース」でまとめよみができます。

テレビ電話が通訳に スカイプがリアルタイム翻訳機能

2015/2/4 7:00
共有
保存
印刷
その他

日経PC21

 言葉の通じない外国人とインターネットを通じてリアルタイムで話せる日が、ついにやってきた。もちろん高額な料金で専門の同時通訳を依頼する必要はない。「スカイプトランスレーター」を使えば、ソフトが無料で自動的に通訳してくれる。

 これは、インターネット電話サービスの「スカイプ」に搭載された新機能。今のところはプレビュー版として公開されている(米国の場合。日本国内では2015年後半にプレビュー版公開の見込み)。お互いに異なる言語で話す相手とテレビ電話するときでも、それぞれ自分の言葉で話せばOK。言語の壁も何のその。あとはソフトが相手の発言を自分の言語に翻訳してくれる。外国語が苦手でも、世界各国の人々とスカイプで話すことができるのだ(図1)。

図1 「スカイプ」の自動翻訳機能「スカイプトランスレーター」を使えば、英語とスペイン語のように異なる言語を使う人同士でも、お互いの母国語で話しながら自動的に翻訳してくれる。これで言葉の壁を取り払える
画像の拡大

図1 「スカイプ」の自動翻訳機能「スカイプトランスレーター」を使えば、英語とスペイン語のように異なる言語を使う人同士でも、お互いの母国語で話しながら自動的に翻訳してくれる。これで言葉の壁を取り払える

 スカイプトランスレーターを使うには、最新版のスカイプを利用する。通話相手を選んで翻訳機能を有効にする(図2)。次に、相手の言語を選べばよい。

図2 自動翻訳機能を使うには、通話相手を選んで翻訳機能をオンに切り替え(1)、続く画面で相手の言語を指定すれば準備OK。お互いの発言はそれぞれ相手方の言語に自動的に翻訳され、文字と音声で表される(2)(3)。現状では翻訳されるまでひと呼吸の間があるが、ほとんど気にならない。機能が正式に公開され、数多くの言語に対応するのが待ち遠しい
画像の拡大

図2 自動翻訳機能を使うには、通話相手を選んで翻訳機能をオンに切り替え(1)、続く画面で相手の言語を指定すれば準備OK。お互いの発言はそれぞれ相手方の言語に自動的に翻訳され、文字と音声で表される(2)(3)。現状では翻訳されるまでひと呼吸の間があるが、ほとんど気にならない。機能が正式に公開され、数多くの言語に対応するのが待ち遠しい

 プレビュー版で対応している言語は、今のところ英語とスペイン語。対応OSは今のところウィンドウズ8.1と10のみだ。

 スペイン語の相手が何か話すと、ひと呼吸置いて画面の隅にまずスペイン語のテキストで、続いて英語のテキストで話した内容が表示され、同時に英語の音声も流れてくる。まだ完全なリアルタイムとはいかないものの、はっきりと話せばそれなりにスムーズに会話できる。これならお互いに相手の言語をマスターしていなくても、十分にやり取りできる。

 スカイプにはテキストチャットもあり、こちらはすでに40カ国語以上が翻訳可能。日本語にも対応済みだ。チャットの場合は書き込んだ文章が、それぞれ相手の言語で表示される。

 スカイプトランスレーターは、音声認識、自動翻訳に加えて、強力な学習機能を備えているのが売り。翻訳利用者が増えるほど、その言語の聞き取りや翻訳能力が向上するようになっている。

 スカイプトランスレーターはスマートフォンなどでも利用できる。言語の壁も乗り越えられるとなれば、さらに世界が“身近”になるかもしれない。

(ライター 瀧口範子)

(日経PC21 2015年3月号の記事を基に再構成)


人気記事をまとめてチェック

「テクノロジー」の週刊メールマガジン無料配信中
「テクノロジー」のツイッターアカウントを開設しました。

Tech FrontlineをMyニュースでまとめ読み
フォローする

Myニュース

有料会員の方のみご利用になれます。
気になる連載・コラムをフォローすれば、
「Myニュース」でまとめよみができます。

共有
保存
印刷
その他

電子版トップテクノロジートップ

日経BPの関連記事

【PR】

Tech Frontline 一覧

フォローする

Myニュース

有料会員の方のみご利用になれます。
気になる連載・コラムをフォローすれば、
「Myニュース」でまとめよみができます。

図1 タイムズスクエアのブロードウエーを北側から見る。左は改良前、右は改良後(写真:Bloomberg Associates)

NY「ストリート大改造」 交差点改良で事故3割減 [有料会員限定]

 車道を廃止して歩行者空間に――。米ニューヨーク(NY)市でこうした取り組みが相次いでいる。2016年末には「世界の交差点」であるタイムズスクエアに延べ1万m2(平方メートル)の広場が完成した。「道路…続き (9/15)

VR体験のイメージ。ゴーグル型のヘッドマウントディスプレー「HTC Vive」を装着してプランを体感してもらう。VRの体験者が見ている映像は、打ち合わせの同席者もディスプレー上で確認することができる(資料:フリーダムアーキテクツデザイン)

1億円超の邸宅建設 VRで「イメージギャップ」解消

「こんなはずじゃなかった」――。建て主からのそんな声を減らすためのコミュニケーションツールとして、VR(仮想現実)を活用する動きが活発になっている。設計事務所のフリーダムアーキテクツデザイン…続き (9/6)

図1 はやぶさ2の模型。実機は2014年12月に打ち上げられた

新技術テストに成功 小惑星到達近づく「はやぶさ2」 [有料会員限定]

 小惑星リュウグウの土壌サンプルを持ち帰ることをミッションとする、小惑星探査機「はやぶさ2」は今、どうなっているのか――。宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2017年7月12日、現状を説明する記者会見…続き (9/14)

新着記事一覧

最近の記事

【PR】

TechIn ピックアップ

09月20日(水)

  • インテルとWaymo、完全自動運転の実現を目指して協力
  • 触って感じた「iPhone X」第一印象―「iPhone 8/8 Plus」とどう違う?
  • グーグルも交えて大混戦、通信・メディア再編の鍵は映像とモバイル

日経産業新聞 ピックアップ2017年9月20日付

2017年9月20日付

・香港のIT企業「オクト3」、電子コインで資金調達
・キャトル、試供品、狙った顧客層に配布
・日本バルカー、複数用途対応のグランドパッキン販売
・鉄鋼、旺盛な需要下で相次ぐ設備トラブル
・低コストの宅配ロッカー、ウィルポート 外部電源不要に…続き

[PR]

関連媒体サイト