2018年6月20日(水)

店舗集客に効果 ゲームが誘う企業マーケティング
山田 剛良(日経NETWORK編集長)

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2015/1/27 7:00
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 スマートフォン(スマホ)の位置情報機能を使う米グーグルが展開するゲーム「Ingress(イングレス)」が日本でも本格的なマネタイズに動き出した。最初の提携先に選んだのはコンビニエンスストアのローソンだ。昨年11月に同社とイングレスが提携。全国のローソン1万780店舗すべてが、ゲーム内でプレーヤーが奪い合う拠点「ポータル」として登録された。

特定の場所を実際に訪れるゲームの特性を生かした(東京都品川区のローソン小山五丁目店)

特定の場所を実際に訪れるゲームの特性を生かした(東京都品川区のローソン小山五丁目店)

 イングレスではポータルを奪ったり守ったりするため、プレーヤーが実際にその場所に訪れ、ポータルに「アクション」する必要がある。その特徴を生かして「来店のきっかけにする」のがローソンの狙いだ。開始後まだ約3カ月のため定量的な効果の検証はこれからだが、「店舗へのアクション数は想定以上に推移している」(ローソン広報部)と成果に驚く。

 ゲームを使ったマーケティングなどに詳しいGMOインターネットの世永玲生・社長室付特命担当兼ゲーム・UI/UXデザイナーは両者の提携を「他のコンビニチェーンとはっきり区別できる要因となり、プレーヤーの来店動機を確実に高めるうまい提携」と評価。「位置情報ゲームを個別店舗への集客やマーケティングに活用できる可能性が見えてきた」と指摘する。

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