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MSからパナとQNXが奪取 フォードの次世代情報端末

日経テクノロジーオンライン
Fordの車載情報端末「SYNC」の最新版

米Ford Motor(フォード)は、第3世代の車載情報端末「SYNC」の開発をパナソニックが手掛けたことを明らかにした。OSはカナダQNX Software Systemsのもの。第2世代までは米Microsoft(MS)がOSなどを開発していた。

2015年内に発売する2016年モデルの「Mustang」から採用する。その後、Fordが発売するほぼすべての車両に第3世代のSYNCを採用する考えのようだ。従来のOSはMicrosoftのWindowsだった。パナソニックは、ハードウエアを含めたシステム全体の開発を手掛けた。

FordがOSなどを変えたのは、操作性を向上させる狙いがあるとみられる。同社は「第3世代の開発に際しては、動作速度の向上を重視した」と語る。Fordとパナソニックが「2015 International CES」の会場に出展した第3世代SYNCの画面を触ったときの反応速度は、第2世代のWindows版に比べて格段に速くなっていた。

パナソニックは動作速度を高めるため、QNXのリアルタイムOSを使うことに加えて、無線通信機能の利用を最小限に抑えた。例えば経路案内サービスでは、「端末に搭載した地図データを100%」(パナソニック)使い、無線通信で地図データをサーバーからダウンロードすることはしない。無線通信機能は、音楽のストリーミング配信サービスやインターネットラジオなどのために使う。端末には無線LANとBluetoothを用意する。なお端末のアプリケーションプロセッサーは米Texas Instruments製。

(日経テクノロジーオンライン 清水直茂)

[日経テクノロジーオンライン 2015年1月8日掲載]

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