2019年8月26日(月)

SIMフリー端末の落とし穴に注意 基本から学ぶ「格安スマホ」(下)
フリーライター 竹内 亮介

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2015/1/10 7:00
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エイスースジャパンのSIMフリースマートフォン「ZenFone 5」、LTEに対応しながらも実勢価格が2万6000円前後(16ギガバイトモデル)と安い

エイスースジャパンのSIMフリースマートフォン「ZenFone 5」、LTEに対応しながらも実勢価格が2万6000円前後(16ギガバイトモデル)と安い

低価格で通話やインターネット接続が行える「格安携帯電話サービス」が注目を集めている。前回はその基本的な内容と、大手携帯電話サービスとの違いを整理した。今回は、こうした格安携帯電話サービスを利用するにはどんなスマートフォン(スマホ)を使えばよいのか、そして最近注目されているSIMフリー端末には、どんなメリットやデメリットがあるのかをまとめた。

■格安スマホサービス、専用機種がないことも

NTTドコモやKDDI、ソフトバンクモバイルなど大手の携帯電話会社は、自社のネットワーク上でもっとも快適に使えるスマートフォンや携帯電話を自社で販売している。そしてほとんどのユーザーは、契約と同時にそうしたスマートフォンを購入する。

格安携帯電話サービスの契約では、このような小さなSIMカードのみが提供される

格安携帯電話サービスの契約では、このような小さなSIMカードのみが提供される

一方、多くの格安携帯電話サービスは「自社専用のスマートフォンやタブレット(多機能携帯端末)」を用意しない。最近は「オススメ機種」をいくつか用意し、ユーザーが購入できるようにしている事業者もあるが、基本的には契約時に「SIMカード」と呼ばれる小さなチップをユーザーに提供するだけだ。

SIMカードとは、通話やインターネット接続を利用するための認識番号が書き込まれたICカードのことだ。スマートフォンやタブレット、携帯電話に挿し込み、利用する携帯電話会社向けの設定を行うと、通話したり、インターネットに接続したりできるようになる。

つまり、格安携帯電話サービスを利用する場合は、スマートフォンやタブレットなど、通話やインターネット接続を行う端末を自分で用意する必要があるということだ。ここも大手携帯電話会社とは大きく異なる点である。

ただ、だからといって過剰に不安を感じる必要はない。格安携帯電話サービスでは、ドコモやKDDIの通話網を「間借り」してサービスを行っている。端末についても同じことがいえる。つまり、ドコモのMVNO(仮想移動体通信業者)であればドコモの端末、KDDIのMVNOであればKDDIの端末が使えるのだ。

OCN モバイル ONEなどほとんどの格安携帯電話サービスは、自社のサービスで利用できることを検証した端末をウェブサイトで確認できる

OCN モバイル ONEなどほとんどの格安携帯電話サービスは、自社のサービスで利用できることを検証した端末をウェブサイトで確認できる

大手携帯電話会社からの乗り換えなら、今まで使ってきたスマートフォンがあるだろう。また、最近はスマートフォンの中古市場が大きな盛り上がりを見せている。格安携帯電話サービスがどの携帯会社のMVNOなのかを調べて、それに対応する端末を入手すればよい。

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