マイペース、遅咲きの新人王 ロッテ・石川歩(上)

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2015/1/10 7:00
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しかし、その努力は実を結ばなかった。3年の夏の甲子園を目指した戦いは県大会3回戦で敗退。「調子もよくなかった」といい、満足な投球ができず悔いを残したまま、高校野球は幕を閉じた。

18歳の夏、縁遠かったプロ野球

その年の夏の甲子園では伝説がつくられた。早実(東京)―駒大苫小牧(北海道)の決勝は再試合を含む2日にわたる熱戦。しかし、テレビ中継はほとんど見ていない。引き分けとなった日も友人と遊んでおり、「家に帰ってきたら、再試合と聞かされた」という。

チームが敗れた翌日には気持ちを切り替えていた。「甲子園を見たくないのではなく、興味がなかった」。別世界といえるほどプロ野球とは縁遠い18歳の夏だった。(敬称略)

〔日本経済新聞夕刊1月5日掲載〕

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