Tech Frontline

フォローする

Myニュース

有料会員の方のみご利用になれます。
気になる連載・コラムをフォローすれば、
「Myニュース」でまとめよみができます。

Apple Watchの強敵か ウエアラブル、MSの逆襲
宮本和明 米ベンチャークレフ

(1/4ページ)
2015/1/19 7:00
共有
保存
印刷
その他

ITpro

 米Microsoft(マイクロソフト)は2014年10月30日、自社開発のリストバンド「Microsoft Band」を発売し、ウエアラブル市場に本格参入した。Microsoft Bandは高機能センサーを多数搭載した健康管理用リストバンドで、心拍数、睡眠品質、歩行数など身体データを計測する。収集したデータは、健康管理用クラウドサービス「Microsoft Health」で管理・解析する。また生産性向上ツールとして、メール、カレンダー、タイマー、Microsoft版Siri(シリ)とも言えるパーソナルアシスタント「Cortana」などが搭載されている。ビッグデータ解析の手法で、健康管理に関する知見を得ることを目指す。

 これまで複数のウエアラブル端末を評価してきた筆者がMicrosoft Bandを使った感想を率直に言うと、完成度はかなり高く、現時点では業界トップの実力を誇る。

 スマートフォン(スマホ)事業などで苦戦模様のMicrosoftが、ウエアラブルでこれほどの製品を投入したのは、正直、驚きである。

■GPSや心拍センサー搭載で200ドル切る

 筆者は、搭載する高機能センサーとシンプルなデザインに引かれ、Microsoft Bandを購入した。オンラインストアでは売り切れ状態だったので、米スタンフォード大学近くのMicrosoft Storeで購入した。

出典: VentureClef
画像の拡大

出典: VentureClef

 Microsoft StoreのショーウィンドウにはMicrosoft Bandのパネルが掲げられ、店内では特設コーナーに製品が展示されていた(上の写真)。店舗スタッフから説明を聞き、Microsoft Bandを腕にはめると、良好な着装感が得られた。

出典: VentureClef
画像の拡大

出典: VentureClef

 ディスプレーは横長で、必要最小限の情報のみが表示される(右の写真、ホーム画面を表示)。端末には、GPS(全地球測位システム)や心拍測定センサーなどが搭載されるが、価格は199ドルに抑えられている。この買い得感が決め手となった。サイズは腕の厚みに応じて、「Small」「Medium」「Large」の三種類がある。

■タイル上に情報表示

 Microsoft Bandは、スマホと連携して利用する。スマホに専用アプリ「Microsoft Health」をダウンロードし、Microsoft Bandと近距離無線通信規格のBluetooth(ブルートゥース)でペアリングする。

 Microsoft Bandで収集したデータをスマホに送信し、アプリで閲覧する。サポート対象のスマホは、Windows Phoneの他に、米Apple(アップル)のiPhoneとAndroid(アンドロイド)搭載スマホである。

 Microsoft Bandのディスプレーは横長の形状で、ここに様々な情報がカード状に表示される。これを「タイル(Tile)」と呼び、左右にスワイプして操作する。ホーム画面(Me Tileと呼ぶ)では、時計が表示される。これを左にスワイプすると、タイルが表示される。タイルはそれぞれが、アプリに対応している。

  • 前へ
  • 1ページ
  • 2ページ
  • 3ページ
  • 4ページ
  • 次へ
共有
保存
印刷
その他

電子版トップテクノロジートップ

企業・業界をもっと詳しく

企業がわかる。業界がみえる。ニュースとデータをまとめてチェック!

関連キーワードで検索

マイクロソフトアップルウエアラブルiPhoneGoogleBluetooth

日経BPの関連記事

【PR】

Tech Frontline 一覧

フォローする

Myニュース

有料会員の方のみご利用になれます。
気になる連載・コラムをフォローすれば、
「Myニュース」でまとめよみができます。

図1 タイムズスクエアのブロードウエーを北側から見る。左は改良前、右は改良後(写真:Bloomberg Associates)

NY「ストリート大改造」 交差点改良で事故3割減 [有料会員限定]

 車道を廃止して歩行者空間に――。米ニューヨーク(NY)市でこうした取り組みが相次いでいる。2016年末には「世界の交差点」であるタイムズスクエアに延べ1万m2(平方メートル)の広場が完成した。「道路…続き (9/15)

VR体験のイメージ。ゴーグル型のヘッドマウントディスプレー「HTC Vive」を装着してプランを体感してもらう。VRの体験者が見ている映像は、打ち合わせの同席者もディスプレー上で確認することができる(資料:フリーダムアーキテクツデザイン)

1億円超の邸宅建設 VRで「イメージギャップ」解消

「こんなはずじゃなかった」――。建て主からのそんな声を減らすためのコミュニケーションツールとして、VR(仮想現実)を活用する動きが活発になっている。設計事務所のフリーダムアーキテクツデザイン…続き (9/6)

図3 後退時に前方側面に接触の恐れを検知した場合の表示例。(1)や(2)のように、駐車のために後退している場合は通常はリアのビューを右画面に表示しているが、(3)のようにその他の部分での接触の恐れが高まったときには、危ないところが良く見えるようなビューに自動で切り替える

危ない箇所に映像自動切り替え、次世代の駐車支援 [有料会員限定]

 車両の周囲をモニター画面に映し出し、駐車時の運転者による安全確認を支援する「全周囲モニター」。ドイツBoschは、同モニター向けに、接触の危険がある部分がよく見える視点(ビュー)に表示を自動で切り替…続き (9/20)

新着記事一覧

最近の記事

【PR】

TechIn ピックアップ

09月20日(水)

  • AIチップと5Gに重点、2018年度概算要求
  • 核に代わる「人工知能の軍事利用」、米中露3国の開発レースの現状
  • EV化や自動運転は本当にメディアが騒ぐほど急激に進むのか?

日経産業新聞 ピックアップ2017年9月20日付

2017年9月20日付

・香港のIT企業「オクト3」、電子コインで資金調達
・キャトル、試供品、狙った顧客層に配布
・日本バルカー、複数用途対応のグランドパッキン販売
・鉄鋼、旺盛な需要下で相次ぐ設備トラブル
・低コストの宅配ロッカー、ウィルポート 外部電源不要に…続き

[PR]

関連媒体サイト