2018年6月24日(日)

「ドローンビジネス」離陸 報道、スポーツに鳥の目
米ベンチャークレフ 宮本和明

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2015/1/6 7:00
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 一方で、スポーツ競技をドローンで盗撮する事件が続発している。2014年8月25日~9月8日に開催された全米オープンテニス会場では、ドローンを飛ばしたとして逮捕される事件が発生した。

 女子シングルス準々決勝で、セリーナ・ウィリアムズ選手とフラビア・ペンネッタ選手の試合が、アーサー・アッシュ・スタジアム(下の写真、中央のコート)で行われていた。

出典: UNITED STATES TENNIS ASSOCIATION

出典: UNITED STATES TENNIS ASSOCIATION

 ダニエル・フィアリーという男性は、17番コート(右下隅のコート)近辺でドローンを飛行させたとして逮捕された。危険な行為というのが表立った理由だが、試合の盗撮を処罰したものといわれている。他に、ドローンで映画ロケ現場を盗撮する事件なども発生しており、社会問題化している。企業はドローンを使ったビジネスに乗り出しているが、盗撮への対応も必要になっている。

■ドローン使った初の舞台芸術

 舞台の上で人間と一緒にダンスをするドローンが話題となっている。シルク・ドゥ・ソレイユ(Cirque du Soleil)はカナダのモントリオールに拠点を置く芸術性の高いサーカス団で、ドローンを取り入れたショーを公開した。「Sparked」というショーで、10台のドローンが人間と共演する(下の写真)。

出典: Cirque du Soleil

出典: Cirque du Soleil

 ドローンはランプの傘に入っていて、音楽に合わせてフライング・ダンスをする。ここではPhantom 2が使われており、音楽に合わせて10台が飛行するようプログラムされている。ショーの主人公が腕を上げればランプが上昇し、腕を下げれば下降する。人間のダンスと同調してストーリーが展開する。

 ドローンの動きが神秘的で、独自の雰囲気を醸し出している。舞台芸術でドローンを使った、最初のケースとみられる。

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