ソニー、WiLとスマートロック事業の合弁会社を設立

2014/12/14付
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ITpro

ソニーとベンチャー投資ファンド運営や大企業の新規事業育成などを手掛けるWiLは2014年12月12日、スマートロックの開発・製造・販売および運営サービスを提供する合弁会社を12月中に設立すると発表した。合弁会社の社名はQrio(キュリオ)株式会社。2014年5月にWiL側からスマートロックの事業化について打診があり、検討を進めていたという。ソニーが持つ無線セキュリティー技術や公開鍵認証技術を生かして製品を開発し、2015年5月に製品を発売する予定だ。

スマートロックは、スマートフォン(スマホ)やタブレットを使って玄関などの鍵の開け閉めができるハードウエアとサービスで構成される。鍵を一時的に来訪者とシェアすることも可能だ。Qrioのスマートロックはサムターンカバー型として「世界最小」をうたっており、LINEやFacebook(フェイスブック)などのメッセージ機能で鍵のシェアができるとしている。

同日よりサイバーエージェントが運営するクラウドファンディングサイト「Makuake」で、スマートロックの資金調達も開始。鍵の個数などに応じて1万2000円から11万2500円のコースを用意している。スマートロックの詳細については、Makuakeのページで確認できる。なお、ソニーは文字盤とベルトに電子ペーパーを用いた腕時計の開発プロジェクトでもMakuakeを利用している。

ソニーとWiLの合弁会社がスマートウォッチ事業。クラウドファンディングサイトで資金調達も開始

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合弁会社となるQrioの資本金は3億3350万円で、出資比率はWiLが運営するファンドが60%、ソニーが40%。なおソニーはWiLのファンドにも出資している。本社はWiL日本法人の所在地に置く。代表取締役はWiLのGeneral Partnerである西條晋一氏が就く。取締役はWiL CEOの伊佐山元氏、ソニー RDSプラットフォーム 研究開発企画部門長の海老澤観氏、同新規事業創出部 専任部長の小田島伸至氏の3人。監査役はソニーグループの連結会計を担当する二階堂昌吾氏。役員を除く従業員は当初8人で、うち2人がソニーからの出向となる。

(日経コンピュータ 大谷晃司)

[ITpro 2014年12月12日掲載]

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