2018年8月22日(水)

NTTデータ、協業コンテストでマネーフォワードを表彰

2014/12/10付
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ITpro

 NTTデータは2014年12月8日、協業による新ビジネスの提案をコンテスト形式で募るイベント「豊洲の港から Presents オープンイノベーションコンテスト」を開催した。第1回の今回は、家計簿サービスを手がけるマネーフォワードが最優秀賞を獲得した。実ビジネスとして広がりがある点や、約180万人の既存ユーザー数が評価された。

「豊洲の港から Presents オープンイノベーションコンテスト」の最優秀賞を受賞したマネーフォワードの浅野千尋 取締役CTO(写真右)

「豊洲の港から Presents オープンイノベーションコンテスト」の最優秀賞を受賞したマネーフォワードの浅野千尋 取締役CTO(写真右)

 マネーフォワードの浅野千尋 取締役CTOは「素晴らしい賞をいただき光栄です。当社単独のサービスでリーチできる範囲には限界があるので、今回の提案を実現し、より多くの人々のマネーリテラシーを向上に貢献したいと思います」と話した。

 マネーフォワードの提案は、同社サービスを銀行向けに「OEM(相手先ブランドによる生産)提供」するというもの。銀行がサービス提供者となることで、顧客の資産残高やクレジットカードの利用履歴などのデータを基にした高度なマーケティングが可能になるとする。NTTデータの金融向けサービス「ANSER」に接続するサービスとしてNTTデータとマネーフォワードが共同開発して実現する。

 最優秀賞の副賞として、マネーフォワードは、2014年12月~2015年3月の間、NTTデータが事業化をサポートする権利と、2015年3月末にNTTデータ パブリック&フィナンシャルカンパニー長に事業化のプレゼンテーションを実施する権利を得た。

 マネーフォワードのほか、最終選考に残ったベンチャーは、ウェルモ、エムログ、グローバルフレンドシップ、センタン、フリー、マッシュルーム、レスク、BearTailである。加えて、NTTデータ社内からの応募1件の合計10件で最終選考を実施した。

 同コンテストは、ベンチャーが有する技術やビジネスモデルと、NTTデータの技術・サービスを掛け合わせた新規ビジネスの提案を広く集めるというもの。ANSERやカード決済総合サービスの「CAFIS」など合計8種類のテーマで2014年9月8日~11月7日に募集した。

 審査員はNTTデータの元フェローで名古屋大学情報連携統括本部情報戦略室の山本修一郎教授や、経営コンサルタントで本荘事務所代表の本荘修二氏、ベンチャーキャピタルの米グローバル・カタリスト・パートナーズの大澤弘治マネージング・プリンシパル兼共同創設者、一般社団法人オープンイノベーション促進協議会の西澤民夫代表理事、NTTグループのベンチャーキャピタルであるNTTドコモ・ベンチャーズの馬場浩史のマネージング・ディレクターが務めた。

(日経コンピュータ 矢口竜太郎)

[ITpro 2014年12月9日掲載]

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