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NSAの盗聴活動、世界中のキャリアの情報を収集か

ITpro

米国家安全保障局(NSA)は、世界の携帯電話ネットワークの約7割に関する情報を収集していると、米政府による監視活動を主要テーマにする米ニュースサイト「The Intercept」が現地時間2014年12月4日に報じた。

NSAの情報収集問題を告発した元米中央情報局(CIA)職員のEdward Snowden氏からThe Interceptが入手した極秘文書によると、NSAは「AURORAGOLD」と名付けられた作戦により、米国の同盟国も含めて世界各国の携帯電話ネットワークに侵入し、多数の企業や組織の通信を監視していたという。また極秘文書からは、NSAが盗聴を可能にするため、通信システムに新たな欠陥をひそかに組み込む計画をどのように立てていたかも分かったとされる。

AURORAGOLD作戦では、大手キャリアに関係のある1200以上の電子メールアカウントから送受信されたメッセージの内容を監視し、NSAが携帯電話ネットワークに侵入するのに役立つ情報を含んだ企業の機密文書などを入手したという。最も狙われたのは英国に本拠を置く携帯電話業界団体GSM Associationだとされる。この団体には、米Verizon、米AT&T、米Sprintといった米大手キャリアのほか、米Microsoft(マイクロソフト)、米Facebook(フェイスブック)、米Intel(インテル)、ソニーなどの技術大手が加盟している。

AURORAGOLDは2010年には始動していたと見られ、2012年5月時点で、推定985の世界携帯電話ネットワークのうち、701ネットワークに関する技術情報を入手しているという。

[ITpro 2014年12月5日掲載]

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