子どもが天才プログラマーになりたいと思う社会に
森川亮・LINE社長

(1/2ページ)
2014/12/6 7:00
保存
共有
印刷
その他

最近私のまわりの経営者たちが抱える大きな悩みは、子供の教育です。子供の頃から私立に入れたほうがいいのか、公立がいいのか、英語の勉強はどうしたらいいか、海外留学は必要か、プログラミングは教えるべきなのか――などなど。

 1989年筑波大卒。日本テレビ、ソニーを経て2003年ハンゲームジャパン(現LINE=ライン)入社、07年社長。

1989年筑波大卒。日本テレビ、ソニーを経て2003年ハンゲームジャパン(現LINE=ライン)入社、07年社長。

ゆとり教育は終了しましたが「自分の頭で考え、付加価値を創造する力を持った人材を育てる」というコンセプトそのものは間違っていなかったと思います。しかし、全ての先生や子供にこのやり方を当てはめるというのは難しく、そもそもこのコンセプトを理解できない先生や勉強が嫌いな子供たちとその親たちには、単に勉強時間を減らす制度としか受け止められていなかったのかもしれません。

その一方で、ゆとり教育の中からスポーツや芸術、テクノロジーの分野で、このコンセプトにあった若者たちが育ってきていることも事実です。そして教育は未来の日本をつくるという意味で、大変重要な意味を持ちます。

私はインターネットのビジネスをしてますが、アジアの他の国に比べ、日本では確実にエンジニアを目指す理数系の子供が減ってきていることを感じます。日本では理科系よりは文化系の方が「楽で成功しやすい」というイメージがあるのかもしれません。そのためか、エンジニアや開発者などを目指す子供が少ないのが現状です。

  • 1
  • 2
  • 次へ
保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]