バブルに沸く「格安スマホ」、流行語で終わらないためには
ジャーナリスト 石川 温
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モバイル業界における今年最大のヒット商品といえば「格安スマートフォン(スマホ)」だろう。口火を切ったイオンスマホが累計で4万台以上を販売し、格安スマホ全体の契約数は9月末までに100万台を突破。10月末に参入を発表した楽天モバイルが「3年程度で1千万台の販売を狙う」(三木谷浩史社長)など、さらなる市場の拡大が期待されている。だが、今後も成長を続けていくためには、最大のセールスポイントであった「格安...
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