富士重の新アイサイトが最高評価 自動ブレーキ実車試験

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2014/12/3 7:00
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日経Automotive_Technology
 日経BP社が発行する自動車技術専門誌「日経Automotive Technology」は2014年10月、自動車メーカー3社が販売する自動ブレーキ搭載車について、低中速における車両と歩行者の認識・衝突回避機能をテストした。これは同誌が2014年3月、業界初の試みとして評価・公開した同様の実験の第2弾である。今回のテストでは、前回トップの富士重工業「EyeSight(アイサイト)」の最新版が、前回に続いて最高評価の「AAA(トリプルエー)」を獲得。マツダとドイツBMWのシステムは「A」評価だった(詳細は2015年1月号に掲載)。

2014年10月に新たに評価した3種類の自動ブレーキ機能は、富士重工業の新型ワゴン「レヴォーグ」に搭載する「EyeSight(ver.3)」、マツダのセダン「アテンザ」に搭載する「スマート・ブレーキ・サポート(SBS)&スマート・シティ・ブレーキ・サポート(SCBS)」、BMWのセダン「5シリーズ」に搭載する「ドライビング・アシスト・プラス(DAP)」である()。

表 今回試験した自動ブレーキ機能の主な仕様と測定結果の代表値

表 今回試験した自動ブレーキ機能の主な仕様と測定結果の代表値

結果は、EyeSight(ver.3)が従来のver.2と同じ7点を獲得し、最高評価のAAA(トリプルエー)だった。車両を模擬したターゲットに約60km/hで向かってもぶつかることなく、衝突を回避した。さらに、歩行者を模擬したターゲットに約30km/hで向かってもぶつからなかった(図1)。

図1 レヴォーグの試験風景。車速約20km/hで歩行者を模擬したターゲットに走らせたときの様子

図1 レヴォーグの試験風景。車速約20km/hで歩行者を模擬したターゲットに走らせたときの様子

SBS&SCBSとDAPはともに2点で、Aを獲得した。点数の内訳は両者で異なる。SBS&SCBSは対車両と対歩行者の試験で約20km/h、DAPは対車両の試験で約30km/hのときに衝突を回避した。

試験条件は前回と基本的に同じである(記事末尾に試験条件の詳細を記載)。直線の舗装路上に車両と歩行者を模擬したターゲットを置き、各社の自動ブレーキ機能の搭載車をターゲットに向けて一定速で走らせることで試験した。

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