浮沈繰り返した神戸の大物 藤井忠兵衛氏
市場経済研究所代表 鍋島高明

(1/2ページ)
2014/11/15付
情報元
日本経済新聞 電子版
保存
共有
その他

神戸相場界の大物、藤井忠兵衛は明治20年代初め、海外留学から帰国すると相場の世界に入る。相場師を志すが、もうからない。相場を張るよりは注文を受ける方がよさそうだと考え、仲買人となった。明治24年(1891年)のことだ。「現代兵庫県人物史」は藤井のことをこう評している。

「播州には亀田介治郎、古門久右衛門氏らを初め、投機界に人物は少なくないが、いずれも自利一辺倒で、重要な国家的機関である取引所の発…

[有料会員限定] この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。

関連キーワード

電子版トップ



[PR]