2019年8月26日(月)

テレビを再発明 小さな伏兵がネットで変える
編集委員 大西康之

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2014/11/10 7:00
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「テレビの再発明」が始まった。10月下旬、米アマゾン・ドット・コムは米国でスティック型映像受信端末「Fire TV Stick(ファイアTVスティック)」を発売し、米グーグルの「クロームキャスト」に対抗する。いずれも価格は4000円前後の小さなデバイスだが、これを差し込むことでテレビがたちどころにインターネットとつながる。茶の間に忍び込む「小さな伏兵」はテレビの見方を大きく変える威力を秘めている。

■アマゾン、グーグル競い合う

米アマゾン・ドット・コムが10月に発売した「ファイアTVスティック」

米アマゾン・ドット・コムが10月に発売した「ファイアTVスティック」

ファイアTVスティックは100円ライターを一回り大きくしたサイズで、テレビのHDMI端子に差し込んで使う。Wi-Fiに接続し、映画、ドラマ、音楽などのコンテンツをインターネットから受信する。デュアルコアプロセッサーと1ギガバイトのRAMメモリーと8ギガバイトのストレージを内蔵しているので、フルハイビジョンの映画をスムーズに再生でき、手元のスマートフォン(スマホ)を使って一時停止や巻き戻し、字幕設定などができる。米国での希望小売価格は39ドル。日本での発売は未定だ。

日本では5月下旬にグーグルが同種の製品「クロームキャスト」を発売している。価格は4200円。クロームキャストは発売と同時に、家電量販店で売り切れが相次いだ。最先端の製品に真っ先に手を伸ばす「アーリーアダプター」と呼ばれる消費者は、この製品を待ちわびていたのだ。待ちきれない人はネット通販で先行発売された米国から取り寄せていた。これまでに世界で数百万個が売れたという。

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