2019年1月24日(木)

クルマの衝突予防 ミリ波レーダー進化で普及加速へ

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2014/10/31 7:00
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ITpro

 近年の自動車には、障害物を検知して自動でブレーキをかけたり、周辺車両の速度や車間距離を測定して自車の速度や車間距離を制御したりする、衝突予防システムの搭載が進んでいる。ここでは、自動車の衝突防止システム、およびセンサーの概要を俯瞰(ふかん)し、ミリ波帯を使ったレーダーでの歩行者認識機能への取り組みを解説する。

衝突予防システムに用いるセンサーとしては、カメラを使う画像認識やミリ波レーダーが活用されている。これらのセンサーの性能を比較すると、車両や壁といった大きな障害物の認識には差はないが、歩行者の認識については今のところカメラが優位に立っている。

しかし最近になって、ミリ波レーダーで歩行者の認識性能を高める技術のメドが立ってきた。ドイツでは次世代のミリ波レーダーに歩行者認識機能を搭載し、2015年後半に量産する計画が明らかになっている。これにより、衝突予防システムがシンプルかつ安価になり、対応車種が増える可能性がある。

■各種センサーに一長一短

国内の大手自動車メーカー各社は、主力車種を中心に衝突予防システムを搭載している。例えばマツダの場合、図1に示すように様々なセンサーを使い、衝突予防システムを構築している。

図1 衝突防止システムに用いられる各種センサー(出典:マツダ)

図1 衝突防止システムに用いられる各種センサー(出典:マツダ)

表1に、各社が開発した衝突予防システムと現在使われているセンサーの種別を挙げる(右)。これらのセンサーについて、以下で説明する。

表1 国内大手自動車メーカーの衝突予防システム

表1 国内大手自動車メーカーの衝突予防システム

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