2019年1月21日(月)

「まだまだ手話は勉強中」、東芝のヒト型ロボット

2014/10/7 18:04
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日経エレクトロニクス

東芝は、2014年10月6日に発表したコミュニケーションアンドロイドを、「CEATEC JAPAN 2014」(2014年10月7日~11日、幕張メッセ)で実演した。女性型の人間酷似型ロボット(アンドロイド)で、名称は「地平(ちひら)アイこ」である。おじぎや簡単なあいさつに加えて、手話などの動作を行える。。

ロボットの外観

ロボットの外観

同ロボットは、エーラボ、大阪大学、芝浦工業大学、湘南工科大学と共同開発したもの。人間らしい容姿の部分は、アンドロイドの研究で著名な大阪大学 大学院基礎工学研究科 教授の石黒浩氏らとの協業による。実在の人間をモデルにして型を取り、作成した。

開発のきっかけは、東芝の社内SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)だった。SNS上でロボットについてアイデアを募集したところ、手話ロボットの提案が出て、実現に至ったという。同社で新規事業を担当する新規事業開発部が主導し、約1年間かけて開発した。名称は社内SNSの名称に由来して「アイこ」と名付けようとしたが、より特徴的な名前とするため名字を付けた。

現在は、手話によって数十パターンの文章を発話できる。ただし、手の自由度は片手で3自由度(親指、人さし指、その他の3指)のため、表現できる手話には現状では限りがあるという。

例えば、「電話」という手話は、親指と小指を広げて電話の受話器のような形を作るため、今回のロボットでは表現できない。「手話のできる人が見ると、語彙などの面でまだまだと感じるようだ」(同社の説明員)という。このため、説明パネルでは「手話は勉強中」との解説が付けられていた。

全身の様子(左)と手話をしている様子(右)

全身の様子(左)と手話をしている様子(右)

(日経エレクトロニクス 進藤智則)

[日経テクノロジーオンライン 2014年10月7日掲載]

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