2019年5月22日(水)

起立・歩行を支援する介護ロボットなど パナソニック

2014/9/25付
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日経デジタルヘルス

パナソニック エコソリューションズは、被介助者のベッドからの起立と歩行を支援する「自立支援型起立歩行アシストロボット」、およびサービス付き高齢者住宅などで高齢者の動作を検知する「みまもりシステム」を開発した。ともに2016年度の発売を目指しており、「第41回 国際福祉機器展 H.C.R.2014」(2014年10月1日~3日、東京ビッグサイト)に参考出品する。

介護ロボットと高齢者見守りシステムの2製品を開発

介護ロボットと高齢者見守りシステムの2製品を開発

自立支援型起立歩行アシストロボットは、被介助者の起立や着座、静止の状態を検知し、足りない力をモーターでアシストする。これにより、移動や移乗、排泄などにおける自立的動作を支援する。人の複雑な動作をセンシングする技術や、違和感が少なく連続的に動作をアシストするパワーアシスト技術によって実現した。ロボットの寸法は全幅670×長さ825mmで、重量は68kg。想定使用者は身長140~180cm、体重80kg以下の要介助者である。

自立支援型起立歩行アシストロボットの利用イメージ

自立支援型起立歩行アシストロボットの利用イメージ

みまもりシステムでは、電波によるセンシング技術を活用し、非接触で被介助者の動作状況や離床を検知する。ベッドの下に取り付けたセンサーで、ベッド上の被介助者の呼吸数や体動などをセンシングする。

この検知情報を介護ステーションに送信することで、被介助者の体調の急変や離床行動を事前に察知し、適切な処置を取る「先取り介護」を可能にする。従来の見守りシステムは、被介助者の体重移動などを検知し、ベッド上での動作パターンを予測するものが多かった。

パナソニックは介護分野において、被介助者のベッドと車いす間の移乗を支援する離床アシストベッド「リショーネ」を販売している。人と協調動作するロボットの開発には2000年代初頭から取り組んでおり、リショーネでもそのノウハウを活用した。

協調型ロボット技術はFA分野にも展開しており、手伝え(てづたえ)教示によって人間が直接ロボットに動きを伝え、それに基づいて動作させるパラレルリンクロボットを開発した実績がある。

(日経デジタルヘルス 大下淳一)

[日経テクノロジーオンライン 2014年9月25日掲載]

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