「仮想現実」活況 東京ゲームショウが示した未来 (三淵啓自)

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2014/9/26 7:00
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今月18~21日に幕張メッセで開かれた「東京ゲームショウ2014」。ひときわ目立ったのがバーチャル・リアリティー(仮想現実=VR)関連の展示や出展だ。

ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の「プロジェクト・モーフィアス」。3月に米ゲーム・デベロッパーズ・カンファレンス(GDC)で話題になったが、体験した人が少ないためメディアや業界の関係者が殺到した。3D(3次元)空間だけでなく音などもシミュレーションし、その場にいるような仮想体験を演出する。

PS4で使用するゴーグル型の専用ディスプレー(18日、千葉市の幕張メッセ)

PS4で使用するゴーグル型の専用ディスプレー(18日、千葉市の幕張メッセ)

ただ、現在は「プレイステーション4(PS4)」にのみ対応。パソコンなどと連携する場合にもPS4を経由する必要がある。販売時期や価格は未定だが、新体験をもたらすデバイスとなる可能性が大きい一方、ゲーム以外での活用や単独デバイスとしての利用ができない懸念が残る。

一方、米フェイスブックが今年3月に買収したVRヘッドディスプレー開発・製造の米オキュラスは、GDCで発表した「開発キット2(DK2)」を日本で初公開した。開発キットとして7月末から開発者向け出荷が始まっており、ゲーム界のVR研究者は既に使い始めている。画像の解像度は初期バージョンより2倍に拡大。物体に近づいたり立ったり座ったりと仮想空間内で視点移動が容易になり、没入感はさらに上がっている。

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