2019年4月26日(金)

異彩放つインディーゲーム 仮想現実や多人数参加

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2014/9/25 7:00
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世界最大級のゲーム見本市「東京ゲームショウ(TGS)2014」が21日に閉幕した。大手ソフトメーカーの大作に注目が集まるなか、異彩を放っていたのが小規模なゲーム会社や自主製作作品が集まった「インディーゲームコーナー」だった。「ホール2」「ホール3」にまたがって設けられた展示スペースには実に20近い国・地域から68社が集結した。大手顔負けの本格アクションから素朴なゲームまで。ひょっとすると大化けするかもしれないゲームたちが、来場客を魅了していた。

TGSに出展した主なインディーゲーム
社名ゲーム名ジャンル
Digital Happiness
(インドネシア)
DreadOutホラー
PD Design Studio
(シンガポール)
Dusty Raging Fistアクション
STEAMPUNKER
(ポーランド)
STEAMPUNKERアドベンチャー
Witch Beam
(オーストラリア)
Assault Android Cactusアクション
eHooray
(台湾)
Kami Warsタワーディフェンス型RPG
Two Tribes
(オランダ)
TOKI TORI2+アクション

(注)カッコ内は所在国

シューティングゲーム「GANGS OF SPACE」は最大70人で同時にプレーして強大な敵を倒す設定だ。日本のゲーム会社に勤めていた2人の外国人プログラマーが開発した。そのうちの1人、フランス人のギユモ・マチュー氏は「現在はテスト版だが、すでに4000人が登録している」と話す。ゲーム内に貿易などの要素もあり、アクティブユーザーが1万~10万人になると、ゲーム内の政治経済がうまく機能する設定にしているという。

2人はともに日本在住という。マチュー氏は東京に、相方は名古屋市に住む。インターネットで連絡を取り合いながら、ゲーム開発を進めてきた。多人数が同時に参加するオンラインゲームは「MMO」と呼ばれ、注目度が高いジャンルだ。1つの画面に複数のプレーヤーを同時に描写したり、大人数が楽しめるようにゲームのバランスを調整したりする開発は煩雑で、大手ゲーム会社でさえ開発には手間取る。大手に引けを取らないインディーの実力が垣間見える。

「GANGS OF SPACE」は2人のプログラマーが開発したMMOシューティング。

「GANGS OF SPACE」は2人のプログラマーが開発したMMOシューティング。

ブラジルのPOCKET TRAP社が開発した「Ninjin」のブースでは、コントローラーを握りしめた20代の女性が熱心にプレーしていた。

画面左から右に向かって駆け抜ける忍者姿のうさぎ(?)を操作し、襲い来る敵を倒すという単純なゲーム。手裏剣を投げて後方の敵を、剣を振るって前方の敵を攻撃する。道ばたに落ちているニンジンを拾うと体力が回復する。Ninjinはもちろんニンジンを指すが、実はブラジルの公用語、ポルトガル語で「ちっちゃな忍者」と表現した時の単語にも発音が似ている。

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