2018年1月19日(金)

iPhone6は受注過剰状態、Plusは低歩留まりとの報道

2014/9/18付
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ITpro

 米Apple(アップル)の新型スマートフォン(スマホ)「iPhone 6」と「iPhone 6 Plus」を製造する台湾Hon Hai Precision Industry(鴻海精密工業)傘下の中国Foxconn Technology(富士康科技)は、大量の注文を抱えており、生産が需要に追いつかない状態だと複数の海外メディアが報じている。米ウォール・ストリート・ジャーナルの記事を引用し、複数メディアが現地時間2014年9月17日に伝えた。

 ウォール・ストリート・ジャーナルによると、Foxconnでは中国の鄭州にある同社最大の工場で、iPhone 6と同6 Plusを製造している。ここには新型iPhoneを専門に担当する20万人以上の従業員がおり、両モデルの組み立てや金属製ケースなど主要部品を製造している。

 1日当たりの生産台数は、iPhone 6が40万台、同6 Plusが14万台で、これはFoxconnとして過去最大の台数である。だが、それでも予約注文数をこなすには十分ではなく、Foxconnは対応に苦慮しているという。

 ウォール・ストリート・ジャーナルによるとその要因は2つある。1つは新型iPhoneの製造がFoxconnの1社に集中していること。同社は現在、iPhone 6 Plusの組み立てを1社で担当しており、iPhone 6もその大半を担当している。2013年はiPhone 5sを同社1社が担当したものの、iPhone 5cについては一部だけを製造し、大半は台湾Pegatron(和碩聯合科技)が手がけた。

 もう1つの要因は、iPhone 6 Plusに使う5.5型ディスプレーの供給不足。iPhone 6と同6 Plusはともにインセル方式のタッチパネルディスプレーを採用しているが、5.5型ディスプレーは歩留まりが50~60%と低い。これに対し4.7型の歩留まりは85%と比較的高い、とウォール・ストリート・ジャーナルは伝えている。

 Appleによると、iPhone 6と同6 Plusの注文は予約開始から24時間で400万台を超え、過去最大の受注数を記録した。なお、2014年9月18日時点における米国AppleオンラインストアのiPhone 6出荷予定は「7~10営業日」、同6 Plusは「3~4週間」となっている。日本サイトでは両モデルとも「3~4週間」と表示されている。

[ITpro 2014年9月18日掲載]

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