PS4のゲームをスマホでプレー、気になる遅延少なく
TGS2014

(1/2ページ)
2014/9/18 16:30
保存
共有
印刷
その他

日経トレンディネット

事前に予想していたとはいえ、2014年の東京ゲームショウ(TGS2014)を実際に見て驚いたのが、ゲームのプラットフォームの種類がいっそう増えて、混迷を極めていることだ。

プレイステーション 3(PS3)やXbox 360に加え、新しいPS4、Xbox One、またWii U対応のアプリが展示されている。モバイル端末でもプレイステーション・ポータブル(PSP)、PS Vita、3DSに加え、iOS、Android(アンドロイド)向けのアプリも数多い。さらに、すでに死に体だと思われたWindows向けのゲームも盛り返している。

大画面モニターのビデオを見て「プレーしたいな」と思っても、自分が所有しているゲーム機とはプラットフォームが違ってがっかり、なんてことも少なくない。

スクウェア・エニックスの大画面モニターはすごい人だかり。ただ、画面を見ても対応プラットフォームがなかなか分からない

スクウェア・エニックスの大画面モニターはすごい人だかり。ただ、画面を見ても対応プラットフォームがなかなか分からない

2013年ごろからスマートフォン(スマホ)向けゲームの出展が増えていたので、2014年はさらに増加するはずだと予測していた。しかし、実際には肩すかしを食らった。パズドラの出展はないし、とあるブースでは、実質的な展示はほとんどなく、いわゆる課金アイテムをプレゼントする福引きが行われているだけだった。

確かに全体の中での割合としては、モバイル系ゲームの中でスマホ向けゲームの展示量は一番多いようだ。ただ、そもそも画面がシンプルだし、専用ゲーム機のように大画面のモニターに高画質のプレーシーンを打ち出しづらい面もある。

■スマホでPS4をプレー

Xperiaのブースは、PS4のリモートプレイが中心

Xperiaのブースは、PS4のリモートプレイが中心

ソニーが発表したPS4のリモートプレイを試してみた。

PS4のゲームをスマホでプレーできるわけだが、コントローラーにセットした姿は案外様になっている。ただし、サイズの大きなタブレットではちょっと重さが気になった。据え置きゲーム機のアプリをスマホで遠隔プレーするという仕組みなのだが、これも「案外あり」だと思った。

実際に使ってみると、予想より遅延がなく普通に操作できた。回線状況などにもよるのだろうが、想像よりははるかに良好で、さすがにソニーは技術力があると感心。カリカリのシューティング系のゲームでは向かないだろうが、ある程度遊べるタイトルは多そうだ。

とはいえ、そもそもテレビの大画面向けに設計されたゲームをスマホの小さな画面で遊ぶには、厳しい部分もある。サッカーゲームをプレーしてみたのだが、画面が引きの状態になると、選手が小さすぎて誰が誰だかわからなくなってしまう。リモートプレイなので、文字などもすべて縮小されてしまう。

あくまでもおまけ的な機能なのだろうが、PS4に最新スマホをそろえる必要があるという、対応デバイスのハードルが高すぎるのが残念だ。

[左]コントローラーに装着した姿は意外に様になっているが、ちょっと重い
[右]意外に遅延が少なく、気分よくプレイできる。画質も上々だ

[左]コントローラーに装着した姿は意外に様になっているが、ちょっと重い
[右]意外に遅延が少なく、気分よくプレイできる。画質も上々だ

  • 1
  • 2
  • 次へ
保存
共有
印刷
その他

日経BPの関連記事

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]