東大安田講堂を大改修 昔と姿変えずに「落ちない天井」

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2014/9/26 7:00
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日経アーキテクチュア

東京大学のシンボルである安田講堂を、どうやって大地震でも「落ちない天井」に改修するか。しかも、姿は建設当時のまま――。約23億円をかけて、建物内部を大手術する工事が最盛期を迎えている。

改修直前の東大安田講堂の天井。重さが1m2(平方メートル)当たり100kgの吊り天井だった(写真:小川 重雄)

改修直前の東大安田講堂の天井。重さが1m2(平方メートル)当たり100kgの吊り天井だった(写真:小川 重雄)

安田講堂は東大本郷キャンパスに1925年に完成した。鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造の地下1階・地上5階建てで、延べ面積は6988m2(平方メートル)。講堂部分は3~4階に位置する。

左は改修前の安田講堂の外観。右は2014年7月28日時点の様子。外観は竣工当時の姿を残す(写真:左は小川 重雄、右は日経アーキテクチュア)

左は改修前の安田講堂の外観。右は2014年7月28日時点の様子。外観は竣工当時の姿を残す(写真:左は小川 重雄、右は日経アーキテクチュア)

東大安田講堂の立面図。建設当時の図面が保存されていた(資料:東京大学)

東大安田講堂の立面図。建設当時の図面が保存されていた(資料:東京大学)

東京帝国大学建築学科で教鞭を執った内田祥三、岸田日出刀の両氏が設計し、清水組(現在の清水建設)が施工した。「安田」講堂の名前は、安田財閥の創始者・安田善次郎の寄付によって建設されたことによる。

1968~1969年の東大紛争で占拠・封鎖された安田講堂は、その後、長期間にわたって閉鎖。1990年に大規模改修(施工者は大成建設)を実施し、1991年から講堂の使用を再開した。その後、1996年に登録有形文化財の第1号として登録された。

[左]建設当時の様子。屋根を支える小屋組は鉄骨造
[右]上棟式の様子。法被に見える「喜」の字は清水組を表すもの(写真:いずれも東京大学)

[左]建設当時の様子。屋根を支える小屋組は鉄骨造
[右]上棟式の様子。法被に見える「喜」の字は清水組を表すもの(写真:いずれも東京大学)

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