2019年3月23日(土)

人を外に連れ出すスマホゲーム 日本でも人気浸透
山田 剛良(日経NETWORK編集長)

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2014/9/16 7:00
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米グーグルが昨年11月に提供を始めたスマートフォン(スマホ)向け無料ゲーム「Ingress(イングレス)」が流行の兆しをみせている。地図情報を活用し、現実の世界を舞台に壮大な「陣取り合戦」を繰り広げる、いわゆる「位置ゲー」の一種だ。一般的なゲームと異なり、楽しむには部屋から外に出て歩き回る必要があるが、その体験がかえってネットの新しもの好きの心を捉えている。

神社・仏閣や観光スポットなどにある仮想の拠点「ポータル」を探し、奪い合うことで自陣を広げる(東京・目黒の碑文谷八幡宮で)

神社・仏閣や観光スポットなどにある仮想の拠点「ポータル」を探し、奪い合うことで自陣を広げる(東京・目黒の碑文谷八幡宮で)

8月中旬の金曜日の夜。東京・渋谷のイベントスペースは100人近いファンの熱気にあふれていた。有志主催のイベント「イングレスナイト」が開かれたからだ。主催者の一人で会場を提供した映像企画会社NAKED(東京・渋谷)の大屋友紀雄ゼネラルマネージャーは「予想の5倍くらいの人数。まさかこんなに集まるとは」と驚きを隠さない。

イングレスはスマホの位置情報機能を使った陣取りゲームだ。プレーヤーは緑と青の陣営に分かれ、スマホのアプリを使って現実の場所に設定された仮想の拠点「ポータル」を探し、奪い合う。3つの自軍ポータルを三角形でつないで陣地「CF(コントロールフィールド)」を作り、両陣営でその総量を競う。

長らくアンドロイド端末でしか利用できなかったが、この7月にiPhone(アイフォーン)に対応。国内でも一気に人気が爆発しつつある。

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