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太田雄貴「東京五輪、国内みんなで大きなお祭りに」
招致決定から1年、立役者に聞く

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2014/9/7 7:00
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「9月7日」という日を生涯忘れられないアスリートがいる。フェンシングの太田雄貴(28)は1年前の今日、ブエノスアイレスで開かれた国際オリンピック委員会(IOC)総会でプレゼンターとして登壇し、2020年東京オリンピック・パラリンピックの招致成功に貢献した。招致活動の舞台裏、太田の目に映ったこの1年の変化、そして6年後にやってくる祭典への思いなどを聞いた。

招致成功から1年。「あっという間ですね」と太田

招致成功から1年。「あっという間ですね」と太田

総会前はすごく不安、みんなイライラ

太田はいま、今月19日に開幕が迫るアジア大会(韓国・仁川)に向けた最終調整の真っ最中。招致成功から約1カ月後、現役続行を宣言してフェンシング中心の生活に戻った。「あの日」は懐かしい記憶であり、色鮮やかによみがえる昨日の出来事でもある。

「もう1年ですか。あっという間ですね。(東京五輪本番までの)残り6年もあっという間なんだろうなと思う。あの日のプレゼンは練習時間を1時間もらえたら、もう一回完璧にやれる自信がある。それくらい必死に練習したから」

「ブエノスアイレスに入る直前から、福島第1原発の汚染水漏れを巡る報道が海外でも増えていた。マドリードが優位に立っている状況を何となく感じていたが、英BBCや米CNNを見ても(どこが最有力かという)はっきりしたことは報じていない。みんな、すごく不安でイライラしていた。試合前のような感覚。総会前日に本番会場で行った最終リハーサルも細かいミスが多くて出来が悪かった」

プレゼン、最高のチームで大きな財産

「でも、本番はみんなあの通り。滝川(クリステル)さんはテレビの生放送をずっとやってきたプロだし、(パラリンピアンの佐藤)真海さんと僕は現役アスリート。終わってみれば、本番に強いチームだったなと」

負けたら成田空港で卵をぶつけられても仕方がない、競技を続けることもできなくなるかもしれない、と思うくらい重圧と覚悟を背負ってブエノスアイレスに飛んだという。それだけに、IOCのジャック・ロゲ会長(当時)の「トーキョー」を聞いた瞬間、興奮と解放感のあまり号泣した。

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