有名観光地に泊まって糖尿病予防、自己記録にIT活用

2014/9/1付
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日経デジタルヘルス

医療関連のオンラインサービスを手掛けるウェルビーと、特定保健指導などを手掛けるベネフィットワン・ヘルスケアは、地域観光と糖尿病予防を組み合わせたサービス提供で協力する。ベネフィットワン・ヘルスケアが2014年9月に始める宿泊型糖尿病予防プログラム「スマート・ライフ・ステイ」に対し、プログラム参加者と保健師などが共同で使える健康管理ツールをウェルビーが提供する。

スマート・ライフ・ステイは、健康保険組合に加入済みの糖尿病予備群(リスク保有者)を対象とするプログラムで、観光地に宿泊しながら糖尿病予防の保健指導を受けることができる。観光地で短期集中的に糖尿病予防プログラムを実施する「宿泊型保健指導」と、専門スタッフによる4~5カ月の保健指導を組み合わせたハイブリッド型の糖尿病予防プログラムである。経済産業省の「平成26年度 健康寿命延伸産業創出事業」の一環で実施する。

プログラム参加者は、有名観光地のホテルや保養所で、座学やグループワークを通じて糖尿病の知識を学ぶほか、予防のための目標作成や生活改善に関するアドバイスが受けられる。また、地域の特性を生かしたトレッキングや地元料理による健康的な身体づくりなどを体験できる。観光地での保健指導が終わった後は、管理栄養士や保健師などの専門スタッフが4~5カ月にわたって継続的に糖尿病予防を支援する。

今回ウェルビーは、このプログラムに参加した糖尿病リスク保有者が、糖尿病予防に向けた自己記録を行えるツールを提供する。このツールでは、日々の体調や活動量、病気の理解度などを継続的に記録し、その内容を専門スタッフとリアルタイムに共有したり、ウェブ上でコミュニケーションしたりできる。

ウェルビーは糖尿病や高血圧症など、慢性疾患の自己管理に必要な血糖値記録などに使えるクラウドサービスを展開中。治療の際の自己管理項目に応じた「Welbyモバイルアプリ」や、患者が家族や医療従事者と自己管理記録を共有できる「Welbyシェア」、データの閲覧表示や印刷が可能な「Welbyマイカルテ」など、IT(情報技術)を活用したツールを提供している。

(日経デジタルヘルス 大下淳一)

[日経テクノロジーオンライン 2014年9月1日掲載]

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