2019年1月21日(月)

バイラルメディア、日米で人気過熱 一過性か革命か
藤村厚夫・スマートニュース執行役員

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2014/9/2 7:00
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インターネットや交流サイト(SNS)で「バイラルメディア」「バイラル系」という言葉が目立つようになった。バイラル(viral)とは「ウィルス性の」という意味で、「伝染しやすいメディア」を意味する。言い換えれば会話のネタになりやすい題材、バラエティーに富んだコンテンツだ。

米バズフィードは有力記者も投入して紛争地域の取材記事報道も始めた(バズフィードの世界ニュース面)

米バズフィードは有力記者も投入して紛争地域の取材記事報道も始めた(バズフィードの世界ニュース面)

例えば、子猫などのかわいいペットの動画や、「ブラジャーを着けないと起こる26のこと」のようなリスティクル(箇条書きのリストと記事のアーティクルが融合した新語)、セレブらのゴシップ記事などなど。世界の美しい景観の観光地もあれば、ウクライナなど紛争地帯を取材する本格的な報道記事まで幅広い。

米国や日本で続々誕生しているバイラルメディアの代表格は米バズフィード(BuzzFeed)だろう。8月に時価総額850億円の評価を受け、50億円の資金調達を果たして話題を呼んだ。成長の勢いが早い。ある分析データでは、昨年8月のサイト来訪者が約8400万人だったが、今年7月には1億5800万人とほぼ倍増した。成長力の源泉は口コミを強く誘うような記事の編集手法だ。思わず読みたくなる、他人に伝えたくなるような刺激ある内容を程よい軽さで伝えているのがポイントだ。

バズフィードのライバルとされるのが米アップワージー(Upworthy)だ。エディターは記事編集で必ず25本の見出しを用意するという。読者のウケや反応を数値換算して検証しながら自動的に見出しを変えることも、ごく当たり前だ。

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