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ゴルフ上田、復活Vは「大人モモコ」へのスタート
ゴルフライター 月橋文美

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2014/8/28 7:00
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女子ゴルフのCATレディースで上田桃子が2年9カ月ぶりの優勝を果たした。2007年、史上最年少の21歳で国内賞金女王に輝いた桃子も、もう28歳。米ツアーを主戦場にした昨季までの6年間、日本に戻っての半シーズン……苦しかった年月は、彼女を大いに"熟成"させたようだ。

自信から一転、不振で目標を下方修正

今季自己目標の下方修正を公言したのは、勝利のわずか2週前のことだった。8月8日、meijiカップの初日。久しぶりに3位タイと好発進を決め、インタビュールームの会見席に座った桃子はこう話した。

「正直、今年はもうちょっとやれるとオフから思っていた。でも全然そうはいかなくて、ずっと試行錯誤を続けてきた。優勝も、今は"できたらラッキー"という感じです。今シーズンは来年以降のために、自分のゴルフ全体のベースを上げる時間。今はトライするより、自分をつくること、自分らしさとウイークポイントを見つけること、そう思ってやっています」

7年ぶりに自身のシーズン開幕を日本で迎えた今年3月、開幕戦の地、沖縄では貪欲に自信をちらつかせていた。「自分の中では覚悟を決めて日本ツアーに戻ってきた。目標は(米メジャーの)クラフト・ナビスコ選手権で優勝すること。その舞台に戻るには、日本で賞金ランキング2位以内に入らなきゃいけない。そういう意味で、賞金女王レースを面白くしたい、かき回したい、という気持ちがあります。勝ち方というのがわかる自分になりたい」

あまりの悪さに悔しさが爆発しそうに

しかし蓋を開けてみると、予想外の苦戦を強いられた。初戦こそ26位タイ終了だったが、第2戦から出場3試合連続の予選落ち……。

「一番きつかったのは、4月の熊本・バンテリンレディースだった。一番頑張りたいと思っていた試合で予選落ちして」。これが自身の今季6戦目。そしてシャレにならない4度目の予選落ちだった。「あそこで自分を切り替えた。今年1年は捨てよう、と。勝つとか、1番になるとかより、自分を固めようと」

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