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去りゆく同時代選手たち…イチロー巡る環境も変化
スポーツライター 丹羽政善

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2014/8/25 7:00
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ヤンキースのデレク・ジーターが今季限りで引退する。

「もう高いレベルでプレーできないと思うから、引退するわけではない。その時が来たと思うからだ」。2打数2安打だった今年のオールスター戦の試合後、「引退を撤回する気になったか?」と聞かれて、苦笑いしながら答えた。どこか曖昧だが、それが彼の引き際なのだろう。

01年から今も現役でプレーは35人

いずれにしても、イチローと同時代を戦った選手がまた一人、ユニホームを脱ぐ。調べてみると、イチローがメジャーに移籍した2001年から今も現役でプレーをしているのは、ジーターを含めて35人。多いのか少ないのか判断は難しいが、そのうちレギュラーとして活躍しているのは半分以下しかいない。故障で戦列を離れている選手も少なくなく、やはり時代の移り変わりを感じる。

2001年から今も現役でプレーする選手
デレク・ジーター、カルロス・ベルトラン、アレックス・ロドリゲス※=出場停止、C・C・サバシア※(以上ヤンキース)、ヨハン・サンタナ※(オリオールズ)、デビッド・オルティス(レッドソックス)、マーク・バーリー、R・A・ディッキー(以上ブルージェイズ)、ポール・コネルコ(ホワイトソックス)、ジェイソン・ジアンビ※(インディアンス)、トリー・ハンター(タイガース)、ラウル・イバネス、ブルース・チェン、スコット・ダウンズ※(以上ロイヤルズ)、アルバート・プホルス、ジョン・マクドナルド(以上エンゼルス)、ジョー・ベイメル、エンディ・チャベス(以上マリナーズ)、ニック・プント※(アスレチックス)、エイドリアン・ベルトレ(レンジャーズ)、ブラッド・ペニー、ラファエル・ファーカル※(以上マーリンズ)、ジェイミー・ライト、ジョシュ・ベケット※、ホワン・ウリベ※(以上ドジャース)、バディ・カーライル、バートロ・コロン(以上メッツ)、A・J・バーネット、ジミー・ロリンズ(以上フィリーズ)、ライル・オーバーベイ、アラミス・ラミレス(以上ブルワーズ)、A・J・ピアジンスキー(カージナルス)、ブロンソン・アローヨ※(ダイヤモンドバックス)、マイケル・カダヤー(ロッキーズ)、ティム・ハドソン(ジャイアンツ)
(注)※は23日現在、故障者リストに入っている選手

13年半となると、さすがに様々なドラマがある。イチロー、ジーターのようにずっとメジャーでプレーし続けている選手がいる一方、ドジャース時代の06年に最多勝をマークしたブラッド・ペニーはつい先日までマイナー暮らしで、8月に入って昇格してきた。A・J・ピアジンスキーは今季途中で一度はレッドソックスを戦力外となり、その後カージナルスに拾われた。イバネスもエンゼルスから同じように古巣のロイヤルズに救われ、なんとか現役を続けている。

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