2018年11月19日(月)

熟年離婚と再婚 お金で考える損得勘定

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2014/8/24 7:00
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 パートナーと仲良く暮らすのは理想だが、様々な事情で離婚を考える夫婦もあるだろう。離婚自体は珍しくないが、最近目立つのは熟年カップルだ。いざ別れると経済的な困難に直面する女性も多い。離婚・再婚にまつわる年金や相続などの損得を頭に入れておきたい。

東京都内に住む田中恵美子さん(仮名、50)は会社員の夫(53)との離婚を考えている。結婚して22年。大学生と高校生の子どもがおり、自身はパートで年100万円程度の収入を得ている。原因は夫の不貞だが、教育費などがかさんで蓄えは少なく、財産分与は高が知れている。専門家に相談し別居したが……。

国内の離婚件数は年間約23万組。婚姻件数は約66万組に上るので、単純に割れば、おおよそ3組に1組が別れている計算だ(グラフA)。同居期間別に見ると、結婚5年未満の割合が減る一方で、20年以上の「熟年離婚」がじわりと増えている。(グラフB)。

■慰謝料ない場合も

一般に離婚の際の金銭的な取り決め事項は、(1)財産分与(2)慰謝料(3)養育費(子がいる場合)(4)年金分割――とされる。これらが離婚で得るお金ともいえる。財産分与は夫婦それぞれが結婚前にためた分などを除き、婚姻期間中に築いた財産を折半するのが基本だ。慰謝料の額は様々だが「離婚理由で最も多い『性格の不一致』では通常発生しない」と弁護士の武内優宏氏。

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