2019年7月23日(火)

ツイッター自販機、日本上陸 米服飾の野心的O2O

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2014/8/8 7:00
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ミニブログ「ツイッター」と連動する自販機が日本に初上陸する。導入するのは米国発のカジュアル衣料「オールドネイビー」。「GAP」の姉妹ブランドで全世界に1000店舗のネットワークを築く。流行の衣料を低価格で素早く投入する「ファストファッション」ブームの一端を担うが、24店舗を構える日本では、まだ知る人ぞ知る存在。「ツイッター自販機」で一気に知名度を高める狙いだ。

ネットにつながった自販機という飛び道具で、最終的には消費者を実店舗に誘導しようと試みる。実店舗とネットを融合させて消費を促す販促手法「オンライン・ツー・オフライン(O2O)」に注目が集まる中、話題を呼びそうだ。

■3台の自販機が3日間、都内に出没

自販機前でスマホなどで「つぶやく」と、人気商品のビーチサンダルが無料でもらえる。写真は米国で実施したときの様子(提供:米オールドネイビー)

自販機前でスマホなどで「つぶやく」と、人気商品のビーチサンダルが無料でもらえる。写真は米国で実施したときの様子(提供:米オールドネイビー)

「他社にはないブランドコンセプトの1つ、『Fun(楽しさ)』に対するこだわりを、一人でも多く(ツイッター自販機の)体験を通じて感じてもらいたい」。オールドネイビージャパンの松田理宏社長はツイッター自販機導入の狙いをこう話す。面白いことを試みるファッションブランドとしてまず知ってもらうと同時に、自販機で一押しの製品の良さを手にとって理解してもらう一挙両得を目指す。「楽しい形で顧客とのコミュニケーションポイントを構築したかった」(松田社長)ことが、自販機を使ったキャンペーンに乗り出す原動力となった。

8日から3日間の期間限定だが、3台の自販機をそれぞれ自動車で移動させながら、計9カ所に神出鬼没で順次設置する計画。その場所にたまたま居合わせた消費者は、スマートフォン(スマホ)などで指定されたメッセージをツイッターへ投稿。するとそれをネット経由で自販機側が検知し、同社の人気製品であるビーチサンダル「FLIP FLOP」が取り出し口に落ちてくる仕組みだ。数は限られているが、キャンペーンなので無料でもらえる。

同社のビーチサンダル「FLIP FLOP」は1日で300万足も売れた大ヒット商品。全部で200種類あり、国内店舗(写真)でも目立つところに展示されている

同社のビーチサンダル「FLIP FLOP」は1日で300万足も売れた大ヒット商品。全部で200種類あり、国内店舗(写真)でも目立つところに展示されている

FLIP FLOPは全部で200種類ものラインアップがウリで、過去には1日で300万足売ったこともある大ヒット"ビーサン"。ブランドの象徴であるFLIP FLOPを販促物として使い、もっと多くの人々にブランドの存在を知ってもらうにはどうすればいいのか――。熟考の末にたどり着いたアイデアが、自ら「ツイッター自販機」を開発してしまうことだった。

先行して米国ニューヨーク、サンフランシスコ、ロサンゼルスの3都市に自販機を設置し同様のキャンペーンを実施したところ、結果は大成功。激烈な「ファストファッション戦争」が続く中で、独特の立ち位置をアピールするのに多いに役立ったという。

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