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龍谷大平安、春夏連覇なるか 夏の甲子園は混戦必至

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2014/8/8 7:00
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「聖地」甲子園で今年はどんな高校球児の熱いドラマが生まれるのか――。第96回全国高校野球選手権大会は9日に開幕する。49代表の中に飛び抜けた力を持つ高校はなく、優勝争いは春夏の連覇を狙う龍谷大平安(京都)や沖縄尚学などを軸に混戦必至の情勢だ。深紅の優勝旗の行方、大会注目選手を追った。

龍谷大平安「打ち合いになれば自信」

開幕戦に登場する龍谷大平安の原田監督はチームの士気の高さに目を細める。「京都大会で優勝したときに選手たちはマウンドに集まってワーッとなるでもなく、普通に整列していた。目的を持っているなと思った」。目的とはいうまでもなく、史上8校目の春夏の連覇だ。投手陣は先発の高橋奎(2年)、元氏(2年)、救援の中田(3年)の3人が安定している。打線も主将の河合(3年)が「打ち合いになれば勝つ自信がある」と言うように抜け目がない。総合力の高さで頂点を目指す。

春と夏で4季連続で甲子園切符を手にした沖縄尚学も力のある選手がそろい、総合力が高い。チームをけん引するのはエースの山城(3年)だ。最速146キロ右腕は沖縄大会では4試合で計30回を投げて1失点、31奪三振と抜群の安定感を誇る。

8強だった今春の選抜大会からスライダーに磨きをかけてきた。カウントを稼ぐ球、空振りを取りにいく球の2種類を使い分け、投球に幅が出ている。「ここ一番の投球は選抜のときよりも自信がついている。全国制覇で終われれば一番いい」と意気込んでいる。

140キロ超の4投手そろう東海大相模

投手力なら、強豪ひしめく神奈川大会を制した東海大相模(神奈川)が頭一つ抜きんでている。青島(3年)、吉田(2年)、小笠原(2年)、佐藤(3年)と140キロを超す本格派4投手がいて駒がそろっている。中でも全国的な話題をさらったのが右腕の吉田。神奈川大会の決勝では圧巻の20奪三振をマークした。

武器は1年かけてつくりあげた切れ味鋭い縦のスライダーだ。昨年夏から「投球に奥行きがないし、このままでは全国で通用しない」と、2年前に22奪三振を記録して甲子園をわかせた松井裕(現楽天)のリリースポイントなどを参考にスライダー一筋に投げ込んできた。背番号「11」は「注目してもらえるのは本当にありがたい。注目してもらえる分、ピッチングで見せたい」と肝も据わっている。

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