2018年11月19日(月)

脳卒中患者の画像情報をiPhoneで共有、熊本県が導入

2014/7/30付
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日経デジタルヘルス

熊本県は、熊本大学医学部附属病院とTRIARTが共同開発した遠隔医療診断支援システム「XMIX(エクスミクス)」を県内6医療機関に導入した。脳卒中患者の救急対応などに向けて、2014年7月18日から運用を開始した。

XMIXでは、専門医が勤務していない時間帯に救急搬送された脳卒中患者の状態を、遠隔地の専門医に知らせるとともに、画像情報をiPhoneやiPadで共有できる。これにより、脳卒中患者を受け入れた医療機関は、必要な助言を専門医から得ながら治療できる。2012年6月から熊本大学医学部附属病院と阿蘇医療センターで試用を開始していた。

XMIXはiOS端末と専用のサーバーシステムで構成され、米Apple(アップル)のビデオ通話サービス「FaceTime」と、専用に開発した放射線画像情報ビューアの間で情報を共有する。既存の医療情報システムを改修せずに導入可能であり、専門医がいない中小医療機関でも導入しやすい。

システムの構成

システムの構成

今回の導入機関は、阿蘇医療センター、熊本医療センター、熊本再春荘病院、熊本大学医学部附属病院、水俣市立総合医療センター、山鹿中央病院の6つ。今後は県内の他の医療機関へも展開する。

熊本県では、地域医療の課題解決に向けて、2013年度に「熊本県地域医療再生計画」を策定。その1つとして、県内の脳卒中急性期医療体制の強化を図っている。

画面のイメージ

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(日経デジタルヘルス 大下淳一)

[日経テクノロジーオンライン 2014年7月30日掲載]

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