2019年6月18日(火)

「水素利用の第3の柱は発電技術」 NEDOが白書

2014/7/28付
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日経エレクトロニクス

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、水素社会の実現に向けて「NEDO 水素エネルギー白書」をまとめた。水素社会実現に向けた議論の基礎や、技術開発の指針としての活用を狙う。2014年7月30日以降に、NEDOのWebページからダウンロードできるようになる。

日本では家庭用燃料電池の普及が進んでおり、燃料電池自動車の発売も近づいている。2014年4月に閣議決定された「エネルギー基本計画」でも、水素が大きく取り上げられた。このためNEDOは、「水素社会の実現に向けた取り組みで、日本は世界をリードしている」(NEDO)とする。

ただし、本格的な水素社会を実現するには、水素の需要量を飛躍的に拡大させるような新たな利用技術の確立が重要になる。白書では、家庭用燃料電池と燃料電池自動車に次ぐ第3の柱として、ガスタービンなどの燃料として水素を利用する水素発電技術が有望とした。水素エネルギー全体の国内の市場規模は、2030年に1兆円、2050年に8兆円になるという。

この他にも白書では、水素エネルギーを取り巻く国内外の情報を体系的に整理した。具体的には、水素の特徴やエネルギーとして利用することの意義、政策動向、製造や輸送・貯蔵、利用に関する技術動向、現状の課題と今後の方向性などを集約した。

(日経エレクトロニクス 河合基伸)

[日経テクノロジーオンライン 2014年7月28日掲載]

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