旬の名脇役を食す ヤングコーンのフライパン焼き2種

ヤングコーンは、主菜のつけ合わせや、サラダのトッピングに多く使われる名脇役。今はせっかくの旬の時期ですから、水煮ではない生のヤングコーンを主役にして味わいましょう。今回ご紹介するのは、2種類の味のフライパン焼き。あっという間にできあがるので、ぜひ、どちらも作って、味比べをしてみてください。
生のものを使ってこその、しっかりした歯ごたえを楽しむため、やわらかくなりすぎないように火加減と加熱時間に注意しましょう。
栄養価(カロリー)は、2種類を1人分ずつ食べるときのものです。
・ヤングコーン20本
<塩オリーブ油>
・オリーブ油小さじ1/2
・レモン1/4個
・塩少々
<バターじょうゆ>
・サラダ油小さじ1/2
・バター5g
・しょうゆ小さじ1/2
作り方(調理時間15分)
(1)<塩オリーブ油>フライパンにオリーブ油を弱めの中火で温める。ヤングコーン10本を入れて2~3分、時々ころがしながら焼く。
(2)焼き色がついたら、皿に盛り、塩をふる。レモンを半分に切って添える。
(3)<バターじょうゆ>フライパンの汚れをふきとる。サラダ油を入れて弱めの中火で温める。残りのヤングコーンを入れて2~3分、時々ころがしながら焼く。
(4)焼き色がついたらバターとしょうゆを加えてからめる。全体にいきわたったら皿に盛る。
ひとくちメモ
ヤングコーン 大きく育つ前のトウモロコシの実を、間引きのために収穫したもの。水煮は年中、手に入りますが、生のものが出回るのはごく短い期間だけで、この時期は皮つきのまま売られていることも。皮つきのほうが鮮度が保たれています。
(ベターホームのお料理教室=大井 一範撮影)
[NIKKEIプラス1 2021年6月5日付]
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