コロナ就活にも効く これからのキャリアのトリセツ

2022年卒の就職活動が本格的に始まりました。数年前から通年採用やインターン拡大など採用環境の変化があったところに加えて、新型コロナウイルス禍となり、就活を取り巻く環境は大きく変わっています。法政大学キャリアデザイン学部の田中研之輔教授の連載「通年採用時代の就活のトリセツ」では、就活にとどまらず、これからの時代に必要なキャリアの考え方を紹介しています。就活中の人も、内定をもらった人も、これから就職のことを考えようとしている人も、ぜひこの機会にお読みください。
◇ ◇ ◇
脱・一括採用の動きとして、社員に知人を紹介してもらって選考するリファラル採用が増えています。この傾向から見えてくる、大学1~2年生のうちからやっておくべき行動とは?
インターンを通して成長した学生の話から、「ポスト高校生」から「プレ社会人」になるために必要な心構えを伝えます。
研究室からの推薦というイメージが強い理系学生の就活ですが、企業ニーズの多様化によって、専門分野以外でも可能性が広がっています。
大学生活での成長とは何か? これを探るべく、第1志望から内定を得た4年生(当時)2人の学生生活の軌跡をたどりました。
企業の選考時期にばらつきがあるため、多くの学生は企業から求められる「内定承諾書」にサインすべきか悩みます。内定後のトリセツとは?
日本型雇用の「三種の神器」は「終身雇用」と「年功賃金」、あと一つは何かご存じですか? 正解は「企業別組合」です。組合の目線から、働き方やキャリアの変化について考えていきます。
コロナ禍で、就活も対面からオンラインに移行しました。「これからの就活」で後悔しないために、田中教授が必要だと思う3つのトリセツを紹介します。
「キャリア資本」を形成するために、20代は具体的にどう過ごすべきか。キャリア相談の分野で起業した金井芽衣さんに、田中教授がインタビューしました。
「新卒の3割が、入社3年以内に会社を辞めている」という早期退職の実態は他人事ではありません。内定後にこそ考えたい、ミスマッチの現状とは?
フジテレビのアナウンサーとして長年活躍した後、弁護士に転身した菊間千乃さん。主体的にキャリアを築いてきた先輩として、菊間さんに社会に出る上での心構えを聞きました。
組織内キャリア型の働き方からキャリア自律型の働き方への転換、「複業」もその流れにあります。専業禁止を企業理念に掲げるベンチャー企業の事例から、複業時代のキャリア形成について考えました。
「なんとなく」で入社したために、「将来のキャリアが描けない」とモヤモヤしている若手社員は少なくありません。企業もキャリアも変化していくなかで、組織のトップや若手社員が何を思うのか。それぞれの声から、これからのキャリアのヒントを探りました。
「体育会学生は、就活に有利」だとよく言われますが、実態はどうなっているのか? 部活と学業、就活の両立をどう乗り越えたのか、当事者に聞きました。
【14】30回イベント企画した学生 就活で得られない成長とは
キャリアを考える「インカレ」コミュニティで、オンラインイベントを企画して成長した学生の事例から、コロナ禍の大学生活の過ごし方を考えます。
1976年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程を経て、メルボルン大学、カリフォルニア大学バークレー校で客員研究員。2008年に帰国し、法政大学キャリアデザイン学部教授。大学と企業をつなぐ連携プロジェクトを数多く手がける。企業の取締役、社外顧問を19社歴任。著書に「プロティアン―70歳まで第一線で働き続ける最強のキャリア資本術」(日経BP社)、「ビジトレ―ミドルシニアのキャリア開発」(金子書房)など
ワークスタイルや暮らし・家計管理に役立つノウハウなどをまとめています。
※ NIKKEI STYLE は2023年にリニューアルしました。これまでに公開したコンテンツのほとんどは日経電子版などで引き続きご覧いただけます。