こだわるセブンプレミアム 100年ブランドつくれるか
セブンイレブン ここまでやる(3)
(更新) [有料会員限定]
1兆4500億円。セブンイレブンの看板商品「セブンプレミアム」の年間販売額は、これだけで国内小売業の売り上げトップ5に入る規模だ。発売から13年で18倍に増え、セブンの成長を後押しする。製造の委託先も、品目ごとの業界首位や「こだわり」の強い企業に絞っている。
泥がついたままのジャガイモ
静岡市に本社がある老舗総菜メーカーのヤマザキグループ。全国的な知名度は高くないが、セブンとは40年以上の取引関係がある。セブン&アイ・ホールディングスのプライベートブラン...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り2928文字

コンビニエンスストア最大手のセブン―イレブン・ジャパンにとって、2021年は大変革の年となる。24時間営業、画一的な店舗といった「勝利の方程式」は時代の変化によって修正が待ったなしだ。小売りの王者はどこへ向かうのか。
関連キーワード