〈回顧2020〉ソニーとパナソニック 開いた差
変革・創造…試される経営
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新型コロナウイルス禍に明け暮れた2020年は多くの企業の明暗を分けたが、日本における代表例が20世紀の家電の両雄、ソニーとパナソニックだ。
「明」のソニーは業績快調。コロナ禍による「巣ごもり消費」が追い風になってゲームや音楽などが成長し、21年3月期の最終利益は前期比37%増の8千億円を見込んでいる。一方のパナソニックは長引く低迷から抜け出せない。今期は世界的な移動制限のあおりで航空機内の娯楽システムを手掛ける米パ...
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