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先進国・高齢世代… コロナが突きつけた課題 サコ氏

パクスなき世界 京都精華大学長

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貧富の差、高齢者と若者、現実と仮想空間――。新型コロナウイルスは世界に潜んでいた様々な対立や分断をあらわにした。東西の文明と南北の境界を行き来してきた京都精華大のウスビ・サコ学長に、2020年がもたらした断層とその修復について聞いた。

――コロナの世界的な感染拡大は様々な矛盾を浮き彫りにしました。

「新型コロナの拡大前から世界には貧富の差をはじめ分断が存在していたが、世界の一部にとって経済が回っていたので見て見ぬふりをしてきた。バングラデシュで作った材料をパリのファッション界が消費するというように、モノさえ回っていれば先進国にも発展途上国にも取り分があったからだ。しかしロックダウン(都市封鎖)や自粛で生産や流通が動かなくなると、モノ中心の経済は崩れた」

「もともとアフリカをはじめ途上国は、先進国が築いた市場経済の一極体制に納得していたわけではない。好む好まざるに関わらず、ついていかざるを得なかったのだ。そこにコロナが...

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パクスなき世界

新型コロナウイルスの危機は世界の矛盾をあぶり出し、変化を加速した。古代ローマの平和と秩序の女神「パクス」は消え、価値観の再構築が問われている。「パクスなき世界」では、どんな明日をつくるかを考えていく。

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