大阪、綱渡りの医療現場 コロナ患者増「以前と別次元」
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新型コロナウイルスの感染拡大で「医療非常事態」を宣言した大阪府。重症者を受け入れる病院はベッドがほぼ埋まり、新たな患者の受け入れが難しくなっている。入院調整を担う府の部署では「以前とは別次元だ」との声が上がり、24時間体制で対応にあたる。綱渡りの状態が続く緊迫の現場を取材した。
1日午後3時半ごろ、近畿大病院(大阪府大阪狭山市)でコロナ患者に対応する副看護長(45)のPHS端末に医師か...
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