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ロヒンギャ難民が島移住 バングラ、自主性に疑問も

【ニューデリー=共同】ミャンマーから隣国バングラデシュに逃れたイスラム教徒少数民族ロヒンギャの一部が4日、ベンガル湾の島、バシャン・チョールへの移住を始めた。同国当局者が明らかにした。2017年に70万人超が避難して以降、難民キャンプから本格的な移住は初。バングラデシュ政府建設の居住区で生活するが「強制移住」との証言もあり、自主性に疑問も出ている。

バングラデシュ・ベンガル湾の島に建設されたロヒンギャ難民向け居住区(2019年4月)=共同

同国政府は過密な難民キャンプから施設の整った島に自主的に移る難民を連れて行くとしている。島が低地で高潮により浸水する恐れがあると国連などが懸念する中、今後も計画が順調に進むかどうか不透明な状況だ。

当局者によると、4日に約1600人が島に到着した。ロイター通信の電話取材に応じた31歳の男性は、南東部コックスバザールの難民キャンプを出発するバスに乗る際「強制的に連れて来られた」と涙ながらに証言。家族が移送対象になったと聞き3日前に逃げたが捕まったと話した。

また18歳の女性は、食糧配給のためと考えて夫が名簿に名前を載せたと述べた。現在はキャンプ内で身を隠しており「なぜ危険な島に行くのだろうか」と語ったという。

援助関係者らは、政府当局者が現金提供を持ち掛けるなどして圧力をかけたとも指摘している。

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