埼玉・深谷のホテルに「ふっかちゃんルーム」誕生 - 日本経済新聞
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埼玉・深谷のホテルに「ふっかちゃんルーム」誕生

埼玉グランドホテル深谷(埼玉県深谷市)に、同市のイメージキャラクター「ふっかちゃん」をあしらった部屋が誕生した。4日から予約受け付けを開始した。キャラクターが描かれたホテル限定のアメニティーグッズも用意して、新たな観光需要掘り起こしを狙う。

タイプの異なる3部屋を用意した。「グランドふっかちゃんルーム」(ツイン31平方メートル)は、壁やクッションにベルボーイ姿のふっかちゃんを描いた。キャラクターとコラボした巾着やブラシは持ち帰ることができる。

家族連れなどをターゲットにした「おやすみふっかちゃんルーム」(ツイン31平方メートル)は、夜になると天井に描かれた星が光る仕掛けをしている。1人用には「ふっかの森ルーム」(デラックスシングル17平方メートル)も用意した。

利用料金はツイン1室2人の利用で3万800円からで、最大4人宿泊できる。シングルは1万1000円から。朝食はバイキングに、地元産野菜を使った特別プレートも提供する。

ホテルを運営するサンメンバーズ(同県本庄市)の創立100周年と、ふっかちゃん誕生10周年を記念して企画した。深谷市は2021年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」の主人公、渋沢栄一の出身地で、観光客の増加が見込まれている。同ホテルは9割がビジネス客で、今後は「観光客のほか、地元客にも楽しんでもらいたい」という。

深谷市の小島進市長は「部屋を見たが、深谷ではなくディズニーランドに来ているようだった」と述べたうえで「大河ドラマの一過性に終わるのではなく、観光農業を全面に出してもてなしていきたい」と力を込めた。

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