/

トランプ氏、自身や家族に予防的な恩赦検討か 米報道

トランプ米大統領が自身や家族を免責する予防的な恩赦を検討していると複数の米メディアが報じた。任期満了後、「報復」として訴追される可能性を懸念しているもようだ。だが、予防的な恩赦は、前提として何らかの罪を犯したと認めたと受けとられかねない。

トランプ米大統領(中央)はバイデン氏の「報復」を懸念=AP

大統領選で当選を確実にしたバイデン前副大統領は3日のCNNのインタビューで、恩赦に反対する姿勢を示した。

米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、トランプ氏は長女イバンカ氏とジャレッド・クシュナー氏の夫妻らに対する恩赦について、顧問弁護士のジュリアーニ氏と協議した。バイデン氏がトランプ氏の家族に司法で報復する可能性があると周辺に語った。

トランプ氏の家族には様々な疑惑が浮上している。米紙ワシントン・ポストは2017年の大統領就任式の経費を巡り、イバンカ氏が検察当局の事情聴取を受けたと伝えた。会場はトランプ一族が所有するホテルで、不当に高い料金設定で費用を支払った疑いがある。

トランプ氏の長男トランプ・ジュニア氏やクシュナー氏もロシアとの不透明な関係を巡り、過去に捜査対象になった。

トランプ氏自身も職権乱用などで上院での弾劾裁判にかけられた。

バイデン氏はCNNのインタビューで、予防的な恩赦の報道について聞かれると「法と正義の国としての米国を、世界の国々がどのように見るのかが心配だ」と答え、否定的な見解を示した。

現職大統領への予防的な恩赦は、1970年代のウォーターゲート事件で辞任したニクソン氏に対し、後任のフォード氏が行使した例がある。大統領が自分に恩赦を与えられるかどうかについては法律の専門家の間でも意見が分かれている。

トランプ氏は11月下旬、ロシア疑惑で偽証罪に問われたフリン元大統領補佐官(国家安全保障担当)に恩赦を与えた。バイデン氏の民主党は権力を乱用し元側近を不当に守ったと批判している。

春割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で申し込むログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で申し込むログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で申し込むログイン