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香港民主派、相次ぎ脱出 前立法会議員は政治亡命

【香港=木原雄士】香港で政治的な締め付けが強まり、民主派が香港の外に逃れる動きが相次いでいる。11月に立法会(議会)議員を辞任した許智峯氏は3日、訪問先のデンマークで政治亡命を表明した。2016年に議員資格を剥奪された活動家の梁頌恒氏は米国に渡ったと報じられた。

3日、香港の刑事施設に収監される黎智英氏=ロイター

許氏は声明で「香港国家安全維持法の施行後、香港は共産体制の専制になった」と主張した。海外の活動家と連携して、香港の民主化運動を支援すると述べた。家族と英国に向かう見通しだ。

許氏は複数の罪で起訴されており収監を恐れたとみられる。香港政府は「法的責任から逃れようとする犯罪者を決して容認しない」と非難した。

香港では周庭(アグネス・チョウ)氏ら活動家に続き、民主派の大物として知られる香港紙創業者の黎智英(ジミー・ライ)氏も収監された。いずれも法律の専門家からは異例の決定だとの見方が出ている。影響力のある人物の言動を力ずくで抑え込んでいる。

移住には一般市民の関心も高い。英メディアによると、英国が香港返還前に発行した英国海外市民(BNO)旅券の保有者は年末に73万3000人に達する可能性がある。2月時点では約35万人だったという。いつでも使えるように旅券の更新手続きをする人が急増したためだとみられる。

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